ニコンZ50IIが発表(2024年12月に発売)され、カメラ好き界隈ではZ50IIの話題でもちきりです。
ニコンのAPS-CミラーレスカメラはZ50IIの他に、Zfc、Z30が現行品として販売中。
私は、ニコンZfcを愛用しています。
Z50IIの発売でZfcの魅力がなくなったのか?
そんなことはありません。
ニコンZfcには、最新機種Z50IIにない魅力がたくさん詰まっています。
今回は、ニコンZ50IIが発売されても劣ることのないZfcの魅力について解説していきます。
ニコン公式で、キャッシュバックキャンペーンを実施。
期間中に対象商品を新品で購入し、所定の手続きを完了させるとキャッシュバックがあります。
対象商品購入期間|2025年2月14日(金)〜5月7日(水)
応募締め切り|2025年6月6日(金)当日消印有効
キャッシュバック金額 | 対象カメラ&レンズキット |
---|---|
5,000円 | Z30ボディー Z30 16-50 VRレンズキット Z30ダブルズームキット Z30 12-28 PZ VRレンズキット |
10,000円 | Z5ボディー Z5 24-50レンズキット Z5 24-200レンズキット Zfcボディー Zfc 16-50VRレンズキット Zfc 28mm f/2.8 Special Editionキット |
30,000円 | Zfボディー |
35,000円 | Zf 40mm f/2(SE)レンズキット |
40,000円 | Z6II Z6II 24-70レンズキット |
50,000円 | D850ボディー D780ボディー Z6III 24-120レンズキット Z6IIIボディー Z8ボディー |
70,000円 | Z7IIボディー |
キャッシュバック金額 | 対象レンズ |
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5,000円 | NIKKOR Z DX 24mm f/1.7 NIKKOR Z 28mm f/2.8 * NIKKOR Z 40mm f/2 NIKKOR Z 40mm f/2 (SE) *28mmの方はSE版は対象外 |
7,000円 | NIKKOR Z 26mm f/2.8 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 |
10,000円 | NIKKOR Z 14-30mm f/4 S NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 NIKKOR Z 70-180mm f/2.8 NIKKOR Z 20mm f/1.8 S NIKKOR Z 24mm f/1.8 S NIKKOR Z 35mm f/1.8 S NIKKOR Z 85mm f/1.8 S NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
20,000円 | NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR NIKKOR Z 50mm f/1.2 S NIKKOR Z 85mm f/1.2 S NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena |
30,000円 | NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S |
70,000円 | NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S |
詳しく知りたい方は、ニコン公式ホームページのキャンペーンページをご確認ください。
ニコンZ50IIとZfc|APS-Cミラーレスカメラ
ニコンから発売されているAPS-Cミラーレスカメラは、Z50II、Zfc、Z30の3機種。
(Z50はZ50IIの発表後に生産終了になりました)
今回は、Z50IIとZfcに着目したいと思います。
ニコンZ50IIとは

ニコンZ50IIは、2024年11月にニコンから発表(12月発売)されたAPS-Cミラーレスカメラの最新機種(発売日時点)。
従来機Z50からオートフォーカス性能を大幅に強化。
デザインも直線を基調としたデザインに変更され、ミニZ6IIIのような堂々とした佇まいになりました。
オートフォーカス性能がキヤノン、ソニーと肩を並べられる程になり、多くの方にオススメできるカメラに進化しています。
ニコンZfcとは

ニコンZfcは2021年7月23日に、ニコンから発売されたAPS-Cミラーレスカメラ。
2023年3月3日に新色ブラックを発売。
ニコンのフイルムカメラ「FM2」にインスパイアされたヘリテージデザインを採用し、同社デジタルカメラとしてはニコンDf以来のクラシカルな外観のカメラとなっています。
Zfcの「c」は、「casual」に使ってほしいというニコンの願いを表しているとのこと。
スペックを2019年発売のニコンZ50と同程度に留めることで、コストを抑えながら外観にも拘ったデザインに仕上がっています。
ニコンZfcはコストと性能、そしてデザイン。この3点のバランスを見ながら作られたカメラで、価格も含めてカジュアルに写真を楽しみたい人に向いています。
スペック比較|ZfcとZ50II
ZfcとZ50IIのスペックを比較していきましょう。
Zfc | Z50II | |
---|---|---|
マウント | Zマウント | Zマウント |
センサーサイズ | APS-C | APS-C |
画素数 | 2088万画素 | 2088万画素 |
ファインダー | 236万ドット 0.68倍(換算) | 236万ドット 0.68倍(換算) |
内蔵フラッシュ | なし | あり |
ボディ内手ぶれ補正 | なし | なし |
自撮り | バリアングル | バリアングル |
タッチパネル | あり | あり |
被写体認識 | なし | あり |
スマホ連携 | あり | あり |
USB充電 | USB-C | USB-C |
低速限界設定 | あり | あり |
ボディ質量 (バッテリーSD含む) | 445g | 550g |
合計質量 (付属レンズ込) | 580g | 685g |
サイズ | 約135×94×44mm | 約127×97×67mm |
カラー | ブラック シルバー | ブラック |
発売年 | 2021年(シルバー) 2023年(ブラック) | 2024年 |
ボディ価格 | 約11.7万円 | 約13.1万円 |
スペック上の違いはほとんどありません。
主な違いをピックアップしました。
- Zfc 軽量ボディ・価格が安い
- Z50II フラッシュ内蔵、被写体認識による優れたオートフォーカス性能
- 軽量ボディ
最新機種だけあり、Z50IIは性能面で優れています。
一番の違いはオートフォーカスの性能。
それ以外はほとんど変わりません。
逆にZfcは、ボディが軽く安価な点がGOOD。
細かい違いは、次のZfcの魅力で解説していきます。
Zfcの魅力(Z50IIにはない魅力)
ニコンZfcは、最新機種Z50IIにはない魅力が多くあります。
具体的に掘り下げていきましょう。
- ファッションにもなるクラシカルなデザイン
- 選べるボディカラー
- 軽量ボディ
- 価格が安い
- テンションを上げるクラシカルな操作系
①ファッションにもなるクラシカルなデザイン

ニコンZfcは、クラシカルなデザインを採用。
ぱっと見てフイルムカメラにも見えるデザインは、オシャレだなと感じさせてくれます。



ファッションとして持っても違和感のないデザイン。
どんな状況にも合わせやすいデザインから、様々なシーンで活躍できます。
カメラを出すことが躊躇されるシチュエーション。例えば、オシャレなカフェは大きいカメラで写真を撮りにくいでしょう。
ニコンZfcであれば、そのクラシカルなデザインからカフェで撮影しても違和感がありません。
そのほかにも、Zfcの優れたデザインにはいろんな効果があります。
- 所有する喜び|満足感
- 被写体へのリラックス効果
- カメラを持ち出したくなる
- カメラが被写体になる
- 話題になる
- 撮影体験|カメラで撮っている満足感
たかがデザイン。されどデザイン。
デザインは性能ではありませんが、こんなに多くのメリットがあります。
デザインが好みであれば、Zfcは非常にオススメのカメラです。
②選べるボディカラー

ニコンZfcは、ブラック・シルバーの2色展開。
自分のお好みのカラーを選択できます。
クラシカルなシルバーに、シックなブラック。
どちらのデザインもGOOD。
さらには、ニコン公式で張り革カラーの変更に対応しています。
各カラーの提供が終了になっていなければ、お好きなカラーの張り革に変更可能。
自分好みの色にできるのも、Zfcならではの嬉しいポイントです。


写真は、ブラックボディのZfcの張り革を変更したもの。
左はオリーブ、右はミッドナイトグレーです。

私のZfcは、ブラック→オリーブ→ミッドナイトブルーと2回イメチェンしています!
③軽量ボディ
ZfcはニコンAPS-Cミラーレスカメラの中で2番目に軽い445g(バッテリーSD含)。
ファインダー搭載モデルでは最軽量になっています。
最新機種Z50IIは、550gです。
Zfc | Z50II | |
---|---|---|
カメラ本体 | 445g | 550g |
カメラ本体+レンズ (16-50mm) | 580g | 685g |
ニコンZfcの方が、Z50IIよりも105g軽量。
軽さは正義。
私の経験上、大きく重いとカメラを持ち出す頻度が激減します。
カメラは持ち出さなくては、本末転倒というものです。
Zfcは軽量ボディは、カメラを持ち出すハードルをグッと下げてくれます。
④価格が安い
ニコンZfcは、最新機種Z50IIと比較して価格が安い。
価格差は1.4万円ほど。
Zfc | Z50II | 差額 | |
---|---|---|---|
ボディ価格 | 約11.7万円 | 約13.1万円 | 約1.4万円 |
標準ズーム レンズキット価格 | 約13.6万円 | 約14.9万円 | 約1.3万円 |
必要な機能が備わっているのであれば、価格は安いに越したことはありません。
さらに、クラシカルな外観のカメラ(富士フイルムX-M5やX-T50)としても、安価。
Zfcのユーザーフレンドリーな価格は、本当にありがたいものです。



昨今のインフレ事情を考えると、Zfcは非常にお買い得なモデル。Zfcの価格設定は、戦略的なものを感じます。
⑤テンションを上げるクラシカルな操作系


ニコンZfcは、カメラ上部(軍幹部)にクラシカルなダイヤルを搭載。
このダイヤルは飾りではなく、しっかりと設定することでフイルムカメラのような操作感を楽しむことができます。
この操作感は最新機種のZ50IIにはないものです。
もちろん、Zfcは通常の操作も可能。
オートモードも搭載しているので、初心者の方でも問題なく操作できます。



クラシカルな操作も、普通の操作もできるZfcは本当に贅沢なカメラ。



困った時のオートモードもありますので、安心ですよ〜
Zfcの魅力(Z50IIと変わらない魅力)
ニコンZfcは、最新機種同等の魅力がある点もあります。
具体的に掘り下げていきましょう。
- 優秀な画質
- バリアングル式の可動液晶
- Z50IIと同じZマウントを採用
①優秀な画質
ニコンZ50IIは、有効画素数2,088万画素のAPS-Cセンサーを搭載。
Zfcと同じセンサーを採用しています。
センサーが据え置きのため、根本的な画質は変わりません。
しかし、画像処理エンジンがアップグレードされているため、JPEGオンリーの人であれば多少の画質向上の恩恵に預かれるかもしれません。
ニコン公式で、画質向上に言及していないところを見ると、画質に関してはZfcと大きな変化はないと考えておいた方が良いでしょう。
写真に関して最も重要な、画質が変わらない。
となれば、デザインの優れたZfcを選ぶのもあり。
Z50IIのオートフォーカスや大きなグリップに魅力を感じない方は、Zfcがオススメです。
Zfcが気になった方は、作例を見てその実力を確かめてみてください。




























②バリアングル式の可動液晶


Z50IIはバリアングル式の可動液晶を採用。
Zfcも同様のバリアングル式の可動液晶となっています。
ハイアングル、ローアングルで活躍するのはもちろんのこと、自撮りも可能。
むしろ、Zfcの方が軽量な分、自撮りは簡単です。
③Z50IIと同じZマウントを採用
ニコンZfcとZ50IIは、共にZマウントを採用。
全く同じレンズを使用することができます。
最新機種でないからといって、同一のレンズが使用できないことはありません。
写真の写りは、レンズとセンサーで決まります。
センサーも同じ、レンズも同じとなれば撮れる写真も同等。
画質を理由にZ50IIを購入する必要はありません。
まとめ


ニコンZfcの魅力について解説してきました。
最新機種Z50IIが発表(12月発売)されましたが、ZfcにはZ50IIに負けない魅力があります。
最後に、簡単にまとめたいと思います。
- ファッションにもなるクラシカルなデザイン
- 選べるボディカラー
- 軽量ボディ
- 価格が安い
- テンションを上げるクラシカルな操作系
- 優秀な画質
- バリアングル式の可動液晶
- Z50IIと同じZマウントを採用
Zfcの魅力はなんと言っても、デザイン・軽さ・価格。
最新機種Z50IIで便利なオートフォーカスを体感するのも良いでしょう。
しかし、写真をカジュアルに楽しみたいのなら、デザイン性と軽快さの優れたZfcがオススメです。
Zfcのcはカジュアルのc。
Zfcは、写真ライフをより良いものにしてくれます。
Zfcが気になった方は、こちらのレビューもどうぞ。



