発売から供給不足が続いているニコンZfが、遂に私の手元に届きました。
予約開始日の翌日に予約を入れましたが、発売日から20日ほど遅れての到着。
早速、ニコンZfを使用していますが、非常に質感がいいです。
サイズ感はやや大きめで、人によってはデカいなと感じるかもしれません。
その辺りが分かるように、今回は写真多めで、ニコンZfの外観レビューをしていきたいと思います。
この記事を読むと、こんな事が分かります。
- ニコンZfとは
- ニコンZfの外観と質感|付属品についても分かります
- ニコンZfのサイズ感|ソニーα9との比較写真あり
- ニコンZfの外観変更サービスについて(インディゴブルーに変えました)
全体レビューはこちら。
Zfcとの違いを知りたい方は、こちら。
ニコン公式で、キャッシュバックキャンペーンを実施。
期間中に対象商品を新品で購入し、所定の手続きを完了させるとキャッシュバックがあります。
対象商品購入期間|2024年10月25日(金)〜1月14日(火)
応募締め切り|2025年2月14日(金)当日消印有効
キャッシュバック金額 | 対象カメラ&レンズキット |
---|---|
10,000円 | Z5ボディー Z5 24-50レンズキット Z5 24-200レンズキット |
20,000円 | Zfボディー Zf 40mm f/2(SE)レンズキット |
30,000円 | Z8ボディー Z6IIボディー Z6II 24-70レンズキット |
40,000円 | Z6III Z6III 24-120レンズキット |
50,000円 | D850ボディー D780ボディー |
キャッシュバック金額 | 対象レンズ |
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5,000円 | NIKKOR Z 28mm f/2.8 * NIKKOR Z 40mm f/2 * *SE版ではなく無印版が対象 |
7,000円 | NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR NIKKOR Z 26mm f/2.8 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 |
10,000円 | NIKKOR Z 14-30mm f/4 S NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 NIKKOR Z 70-180mm f/2.8 NIKKOR Z 20mm f/1.8 S NIKKOR Z 24mm f/1.8 S NIKKOR Z 35mm f/1.8 S NIKKOR Z 85mm f/1.8 S NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
20,000円 | NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR NIKKOR Z 50mm f/1.2 S |
30,000円 | NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S |
70,000円 | NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S |
詳しく知りたい方は、ニコン公式ホームページのキャンペーンページをご確認ください。
ニコンZfとは
ニコンZfは2023年10月23日に、ニコンから発売されたフルサイズミラーレスカメラ。
特出すべきは、そのデザイン。
ニコンのフイルムカメラ「FM2」にインスパイアされたヘリテージデザインを採用。
デザインだけでなく、ダイヤルを真鍮製にするなど、質感にもこだわったカメラとなっています。
クラシックな外観を持つミラーレスカメラは、オリンパス(OMシステム)や富士フイルムが既に販売していますが、フルサイズミラーレスカメラとしては、世界初。
その見た目とは裏腹に、ニコンのフラッグシップ機(最上位機種)Z9、Z8に次ぐ性能を持ち、どんな被写体にもオールラウンドに対応可能。
ニコンZfは見た目はクラシックですが、機能は本格派のカメラです。
スペックと価格
スペックは以下の通り。
クラシックな外観に似合わず、高性能なカメラとなっています。
実際に使用してみると、動体追尾や瞳オートフォーカスも優秀で、メインカメラとしても十分に通用する性能を持っている事が実感できました。
ニコンZf | |
---|---|
センサーサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 2450万画素 |
モニター | 約210万ドット |
モニタータイプ | バリアングル |
ファインダー | 約369万ドット 0.8倍 |
メカシャッター | 1/8000秒 |
手ぶれ補正 | 8段 |
スロット | ダブルスロット |
ボディ材質 | マグネシウム合金 |
ボディカラー | ブラック |
ボディサイズ | 約144×103×49mm |
質量 (バッテリーSD含) | 約710g |
ボディ価格 | 約27万円 |
レンズキット価格 | 約30万円 |
ニコンZfの外観と質感
早速、ニコンZfの外観と質感を見ていきましょう。
ここからは、写真多めでお送りします。
外箱と付属品
まずは、外箱のデザインから。
至ってシンプル。落ち着いたデザインの外箱で好感が持てます。
ニコンZf レンズキットの中身
- ニコンZf ボディ
- キットレンズ NIKKOR Z 40mm f/2(SE)
- バッテリー
- ストラップ
- USB-Cケーブル(C to C)
ニコンZfのレンズキットの中身は非常にシンプル。
なんと、ニコンZfcには入っていたバッテリー充電器が入っていません。
付属のUSB-Cケーブルは両端がCタイプ。
USB-Cに対応した充電器を所有していない場合は、別途購入する必要があります。
ニコンZfの外観
まずは、正面のデザインから。
非常にクラシックなデザインで、令和時代のカメラとは思えません。
キットレンズのNIKKOR Z 40mm f/2(SE)のヘリテージデザインと相まって、まるでフイルムカメラの様です。
ニコンZfの軍幹部(上面)のデザイン。
数字が刻まれたダイヤル類がいい味を出しています。
F値表示用の小窓も搭載。
フイルムカウンターを彷彿される、デザインが素敵です。
背面はシボ加工された人工皮革を採用。
高級感を醸し出しています。
ニコンZfはバリアングルモニターを採用しています。
通常時はモニター部分を表側にして使用。
回転されることで、人工皮革部を表にすればよりクラシックな見た目に早替わり。
モニターをカメラ正面側に向ければ、自撮りも可能です。
バッテリー室には、SDカードとMicroSDカードスロットの差し込み口があります。
MicroSDカードは、バッテリーを入れた状態での出し入れは困難でした。
SDカードの出し入れは問題ありません。
ニコンZfのUSB-C端子は側面にあります。
ゴム蓋が完全に開かない為、少し差し込み難い。
ニコンZfの保護ガラスには、ORMYの製品をチョイス。
Zf用専用のものは販売されていないため、モニターサイズが同じZ6、Z7シリーズの物を使用しました。
Zfのモニターサイズにもぴったり。
ただし、F値表示用の小窓分の保護フィルムや保護ガラスは入っていません。
保護フィルムと同等の価格で、保護ガラスが買えるので、本製品はいつも気に入って使っています。
(今の所、不具合に遭遇したことはありません)
NIKKOR Z 28mm f/2.8(SE)とのマッチング
ニコンZfにNIKKOR Z 28mm f/2.8(SE)を装着(マウント)した外観。
いかがでしょうか。
NIKKOR Z 40mm f/2(SE)と見分けがつきませんね。
マッチングはバッチリです。
ニコンZfの質感
ニコンZfの質感は、国産カメラメーカーの中でもトップレベルにあります。
真鍮製のダイヤルから手に伝わる感触は、高級そのもの。
各種数字や文字はプリントではなく、彫り込みを採用。
漆黒のボディに白の彫り込み文字が、高級感を演出しています。
マグネシウム合金性のボディに、半ツヤのブラックペイントが施されています。
富士フイルムのX-PRO1、X-PRO2でお馴染みの塗装です。
(ライカM9やTyp240のボディは真鍮製、富士フイルムX-PRO3のボディはチタン製である為か若干触り心地が異なります。)
改めて、ニコンZfの質感、作り込みの良さに感心しました。
ニコンZfのサイズ比較|ソニーα9と比較
ニコンZfはフイルムカメラのような見た目をしているため、小型に見えます。
ですが、実際のサイズは大きめ。
他のカメラと並んだ画像がほとんどない為、サイズ感のイメージが湧き難いでしょう。
そこで、同じフルサイズミラーレスカメラであるソニーα9と比較しました。
寸法から見るサイズの違い|Zfとα9
まずは、寸法の違いを見ていきましょう。
公式ホームページによると、ニコンZfとソニーα9の寸法と質量は以下の通りです。
ニコンZf | ソニーα9 | |
---|---|---|
サイズ | 約144×103×49mm | 約126.9x 95.6x 73.7mm、 |
質量 (バッテリーSD込) | 約710g | 約673g |
ニコンZf、縦横共に大きいですね。
奥行きはグリップがない分、ニコンZfの方が短めになっています。
写真で見るサイズ感の違い|Zfとα9
私の所有しているミラーレスカメラのソニーα9とサイズを比較してみました。
まずは、正面から。
ニコンZfの方が横に長い事が分かります。
次に上面から見てみましょう。
上面から見ると、横幅の違いが明確に分かりますね。
ニコンZfの方が、明らかに横に長くなっています。
逆に、ボディの厚みはニコンZfの方が薄いです。
コンパクトなイメージを持たれる事が多い、ニコンZfですが、普通に大きいです。
ニコンZfに小型軽量を求めている人は少ないと思いますが、『サイズ感は思ったよりも大きい』という事を念頭に置いて購入しましょう。
ニコンZf外観が変更できるエクステリア張替
ニコンZfは張革を交換できるサービスを、ニコン公式で実施しています。
発売日から2024年1月15日までは、キャンペーン期間中のため、無料で革の張替が可能です。
張替可能なカラーは?
張替可能なカラーは以下の5色。
プラスして、ニコンダイレクトから直接購入した場合に限り、限定色のボルドーレッドが選べます。
エクステリア張替のカラー
- ストーングレー
- サンセットオレンジ
- モスグリーン
- セピアブラウン
- インディゴブルー
- ボルドーレッド(ニコンダイレクト限定色)
なお、カラーごとにシボの感じも異なります。
ストーングレー、モスグリーンはシボの凹凸が少なめ。
その他のカラーはシボの凹凸が深めです。
エクステリア張替の料金
発売日から2024年1月15日までは、キャンペーン期間中のため、無料で革の張替が可能です。
キャンペーン終了後は、6,600円の料金を支払うことで張替が可能。
なお、郵送で革の張替を実施する場合は、製品発送時の配送料(ピックアップサービス)として別途有料(1,870円 税込)が必要です。
キャンペーン期間中 〜2024年1月15日 | キャンペーン期間後 2024年1月16日〜 | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 6,600円 |
送料 | 1,870円 | 1,870円 |
合計 | 1,870円 | 8,470円 |
どのくらいの日数がかかるのか
公式ホームページによると、約3週間程度の日数が掛かるとの事です。
ブラックに戻せるのか?
エクステリア張替を行った場合、元のブラックに戻せるのか?
ニコンプラザ東京でスタッフに確認したところ、ブラックに戻せるとの事。
ただし、エクステリア張替に必要な料金が掛かります(郵送の場合は送料も)。
これなら安心してエクステリア張替が出来ますね。
私はインディゴブルーに
ブラックも渋くて好みですが、他の色にも変えてみたい。
ストーングレーと最後まで悩みましたが、私はインディゴブルー決めました。
カラーに飽きてきたらブラックに戻せるので、心置きなくカラーチェンジ出来ます。
ただ、ニコンZfが3週間も手元からなくなる事は痛い。
追記:5日程で手元に戻ってきました。思ったよりも早い!
写真を追加しておきます。
まとめ
ニコンZfが手元に到着したので、まずは外観レビューをしてみました。
外観、質感共に高いレベルにあり、改めてニコンのZfに懸ける思いが伝わってきました。
サイズ感はやはり大きい。
ソニーのα9と比較しても大きく、ニコンZfが小型軽量であると思い込んで購入しないように注意しましょう。
ですが、操作性を考えるとベターなサイズ感であることも確かです。
ニコンZfは外観や質感を求めるカメラユーザーの方には、非常に満足できるカメラに仕上がっていると思います。
供給不足が続いているため、気になる方は、早めの予約をオススメします。
カメラのカラーを変えられる、エクステリア張替は2024年1月15日までは無料(郵送の場合は別途送料1,870円)。
その後は、6,600円(郵送の場合は別途送料1,870円)
エクステリア張替後も、ブラックに戻す事が出来る(ニコンプラザ東京のスタッフに確認済み)ため安心して交換サービスに申し込めます(ただし、費用はかかります)。
私はインディゴブルーに決めました。
ニコンZf外観レビューまとめ
- カメラの外観デザイン
- カメラボディの質感
- サイズ感が大きい
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