高性能なレンズは、写りがよい代わりに大きくて重い。
PENに付けると、せっかくのデザインのバランスが崩れてしまう。
キットレンズの次の一本に、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、PENに似合うサイズ感と写りを両立した、おすすめのレンズを5本紹介します。
PENシリーズを今までに9台使用し、OM SYSTEM PENも予約している私が、実際の使い勝手も踏まえて選びました。
- M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II:背景も含めて、その場の空気感を残せる準広角
- M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II:主役を際立たせる、王道の標準レンズ
- M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8:大きなボケで、人物を印象的に写せる中望遠
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO:キットレンズと同じズーム域を、ワンランク上の画質で
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO:軽さと高画質を両立した望遠ズーム
今回おすすめする5本のレンズについて、詳しく解説していきます。
スペック一覧
まずは、今回紹介するレンズのスペックをサラッと確認しておきましょう。
| レンズ名 | 35mm判換算 | 長さ | 質量 | 防塵防滴 |
|---|---|---|---|---|
| M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II | 34mm相当 | 37.6mm | 112g | 対応(IPX1) |
| M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II | 50mm相当 | 42.0mm | 156g | 対応(IPX1) |
| M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 | 90mm相当 | 46mm | 116g | 非対応 |
| M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO | 24-90mm相当 | 70.0mm | 254g | 対応(IPX1) |
| M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO | 80-300mm相当 | 99.4mm | 382g | 対応(IP53) |
PENに合わせて選んだので、どのレンズも小型軽量。
45mm F1.8以外は防塵防滴に対応しているので、雨の日でも使えるのが嬉しいポイントです。
それぞれの特徴について、1本ずつ順番に解説していきます。
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II

- 35mm判換算: 34mm相当
- 開放F値: F1.8
- 最短撮影距離: 0.25m
- 長さ: 37.6mm
- 質量: 112g
- 防塵防滴: 対応(IPX1)
34mm相当の準広角レンズ。
日常のスナップから旅先の風景まで、幅広く使いやすい画角です。
被写体だけを切り取るのではなく、背景も写し込めるのが持ち味。
開放F値はF1.8と明るいものの、準広角のため大きなボケは狙えません。
背景は、どこで撮ったのかが分かる程度に、程よくぼけてくれます。
私はI型を使っていました。II型は光学系が同じなので、描写の印象はそのまま当てはまります。
絞り開放から、中央部はしっかり解像。
バキバキにシャープというよりも、ほんのり柔らかさのある描写という印象です。
人物撮影では、この柔らかさがちょうどいい。
周辺部は中央ほどシャープではないものの、十分に良好です。
逆光時のフレア・ゴーストはよく抑えられています。
また、防塵防滴にも対応しているので、雨の日でも安心です。
何気ない日常も、旅先の風景も。
背景も含めて、その場の空気感を表現したい貴方は、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIを選んでください。
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II

- 35mm判換算: 50mm相当
- 開放F値: F1.8
- 最短撮影距離: 0.25m
- 長さ: 42.0mm
- 質量: 156g
- 防塵防滴: 対応(IPX1)
50mm相当の標準レンズ。
カメラが身近な方にとっては、王道とも言える焦点距離です。
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIよりも被写体に寄った画角なので、主役をはっきりと際立たせられます。
開放F1.8と明るく、ボケを活かした撮影も得意。
私が使っていたのはI型。II型は光学系をそのまま受け継ぎ、新たに防塵防滴に対応しました。
防塵防滴のPENと組み合わせれば、雨の日でも撮影を楽しめます。
描写は、絞り開放からシャープ。
ボケ具合を調整したいとき以外は、絞る必要がないほどしっかりと解像します。
ボケも素直なので、扱いやすいレンズです。
逆光耐性は悪くないものの、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIほど良好ではありません。
日常や旅先で、家族や友人をより印象的に撮りたい。
そんな方は、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIがおすすめです。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

- 35mm判換算: 90mm相当
- 開放F値: F1.8
- 最短撮影距離: 0.5m
- 長さ: 46mm
- 質量: 116g
- 防塵防滴: 非対応
90mm相当の中望遠レンズ。
開放F1.8と明るく、今回紹介する単焦点3本の中で、最も大きなボケが得られます。
背景を大きくぼかして、主役を引き立てる撮影が得意なレンズです。
ボケ質も滑らかで、人物はもちろん、花の撮影にもぴったり。
質量は116gと非常に軽量。PENに付けても、バランスを崩しません。
交換レンズとしては比較的安価なのも、嬉しいポイント。
私も愛用していました。
注意点は、防塵防滴に対応していないこと。
雨の日の撮影には向かないので、ほかのレンズに任せましょう。
友人の自然な笑顔や、家族のふとした表情。背景を大きくぼかして、印象的に残したい。
そんな貴方にこそおすすめしたいのが、M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO

- 35mm判換算: 24-90mm相当
- 開放F値: F4.0
- 最短撮影距離: 広角端 0.12m/望遠端 0.23m
- 長さ: 70.0mm
- 質量: 254g
- 防塵防滴: 対応(IPX1)
24-90mm相当をカバーする標準ズームレンズ。
キットレンズのM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 IIIと使い勝手はそのままに、画質をワンランク引き上げたレンズです。
広角側は24mm相当からと少し広く、ズーム全域で開放F4を保てるのも強み。
質量は254gと、高性能なズームレンズとしては軽量。
PENに付けても、バランスは良好です。
さらに上のグレードもありますが、PENとのサイズ感を考えるとこちらがベター。
私も現在使っていますが、絞り開放から本当によく写る印象。
広角から望遠まで、周辺部まで安定した描写を見せてくれます。
被写体に大きく寄って撮影できるのも嬉しいポイント。
最大撮影倍率は0.5倍相当とマクロレンズと名乗っても差し支えないレベルです。
こちらのレンズも、防塵防滴に対応。
雨の日の撮影で持ち出していますが、故障一つせずにしっかりと動いてくれます。
開放F4なので、大きなボケを活かした撮影は少し苦手。
ボケが欲しくなったら、単焦点レンズを1本加えるのもありかもしれません。
日常から旅行まで、ワンランク上の画質で残したい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROは、その期待にきっちり応える一本です。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO

- 35mm判換算: 80-300mm相当
- 開放F値: F4.0
- 最短撮影距離: 0.70m
- 長さ: 99.4mm
- 質量: 382g
- 防塵防滴: 対応(IP53)
80-300mm相当をカバーする望遠ズームレンズ。
F4通しを実現しながらも、382gと非常に軽量な点が特徴です。
絞り開放からシャープなレンズで、画像の周辺部までよく写ります。
ボケ質はナチュラル。
防塵防滴にも対応しており、雨の日の撮影でも活躍してくれます。
遠くの被写体を高画質に撮影したい。
でも重いのはちょっと。
そんな方にぴったりなレンズが、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PROです。
まとめ

今回紹介した5本は、どれもPENに似合うサイズ感です。
それでいて、写りにも妥協はありません。
改めて、それぞれの特徴を振り返っておきましょう。
- M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 II:背景も含めて、その場の空気感を残せる準広角
- M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 II:主役を際立たせる、王道の標準レンズ
- M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8:大きなボケで、人物を印象的に写せる中望遠
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO:キットレンズと同じズーム域を、ワンランク上の画質で
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO:軽さと高画質を両立した望遠ズーム
ボケを楽しみたいのか、ズームの写りを上げたいのか。
選んだ一本は、写真ライフをもっと楽しくしてくれますよ。