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ゆゆねこ
30代の子育て世代。 115以上のカメラを使用してきた経験から、カメラの情報や写真について発信していきます。現在は主にα9、RX100m7、Zfを使用中。世の中の皆が、最高のカメラと出会い、一人でも多くの人が写真を楽しめますように。

ニコンZfを購入した理由|ソニーα7CII、パナソニックS5IIと比較

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Nikon Zf
ゆゆねこ
30代の子育て世代。 120以上のカメラを使用してきた経験から、カメラの情報や写真について発信していきます。現在は主にα9、RX100m7、Zf、Zfcを使用中。世の中の皆が、最高のカメラと出会い、一人でも多くの人が写真を楽しめますように。

今年は、各カメラメーカーから新しいカメラが発表、発売されています。

2月にはパナソニックからLUMIX S5IIが発売、4月にはキヤノンからEOS R8、10月にはソニーからα7CIIとα7CR、ニコンからZfが発売されました。

これで今年発売の各社のスタンダードカメラは、一通り出揃った形になります。

この中で、私はニコンのZfを購入したので、Zf購入の理由について語っていきたいと思います。

補足事項 – 私が新しいカメラを買う理由

私は、ソニーα9をメインカメラとして使用しています。α9確実に記録を残すためのカメラ。

一方で、一枚一枚、写真と向き合いたい時もある。

同じカメラでもいいが、心機一転したい気持ちもある。

そこで、新しいカメラを購入する運びとなったのです。

ちなみに、α9は今後もメインカメラとして活躍する予定です。そのため、買い替えではなく、買い増しになります。

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スペックから見るカメラ比較 – Zf、α7CII、S5II

カメラを購入するのにあたり、前述したスタンダードカメラのうち3機種で検討しました。

手ぶれ補正が欲しかったので、キヤノンEOS R8は候補から外しています。

まずはスペック比較をしていきましょう。

【比較表】各社のスタンダード・ミラーレスカメラ

ニコンZfソニーα7CIIパナソニック LUMIX S5II
センサーサイズフルサイズフルサイズフルサイズ
有効画素数2450万画素約3300万画素2420万画素
モニター約210万ドット約104万ドット約184万ドット
モニタータイプバリアングルバリアングルバリアングル
ファインダー
EVF
約369万ドット
0.8倍
約236万ドット
0.7倍
約368万ドット
0.78倍
メカシャッター1/8000秒1/4000秒1/8000秒
手ぶれ補正8段7段5段
(Dual I.S.2:6.5段)
スロットダブルスロットシングルスロットダブルスロット
ボディサイズ約144×103×49mm約124x 71x 63mm約134×102mm×90mm
質量
(バッテリーSD含)
約710g約514g約740g
価格約27万円約27万円約25万円

どのカメラも一長一短であることが分かります。

では詳しくみていきましょう。

小型軽量をとるならソニーα7CII

比較表からも分かるとおり、サイズと質量に関してはソニーα7CIIが頭一つ抜きん出ています。

軽さは正義。

また、ソニーα7CIIはレンジファインダースタイルの軍幹部がフラットになった形状をしています。

そのため、バックへの収納や取り出しがスムーズに出来るといったメリットもあります。

対応レンズも数が多く、小型軽量のレンズもたくさんあります。

小型軽量をとるならソニーα7CII一択です。

旅行に持って行くなら、α7CIIが最も有力な選択肢と言えるでしょう。

写真機としての基本性能はニコンZf

カメラとしての基本性能はやはりニコンZfが優秀です。

モニターやファインダーのドット数、ファインダー倍率が他社と比較して優れています。

これは撮れる写真には全く影響しませんが、撮影者のテンションに大きな影響を及ぼします。

写真を撮るときに見るのはファインダー。撮れた写真を最初に確認するのはモニターです。

この時ファインダーやモニターに綺麗な写真が写し出されたらどうでしょう?テンションが上がりますよね。

やはり、真面目なニコン(個人の感想です)。写真機として大事な所は押さえています。

また、メカシャッターが1/8000秒まで対応している点もポイントが高いです。

写真機としてのカメラを選ぶならニコンZfが第一候補となるでしょう。

コスパ最強パナソニック LUMIX S5II

スペックだけ見るとニコンZfと、ソニーα7CIIの中間に位置しているカメラ。

恐るべきはコスパの良さです。

比較表ではボディのみの価格を比較していますが、レンズを含めると驚くほど安いのです。

レンズ2本がセットになったダブルレンズキットの値段は、驚異の30万円

レンズ2本が差額5万円で買えてしまうのです。個別に買うと約13万円かかります。

(安いと言っても、かなり高い金額なのは間違いない)

ダブルレンズキット付属のレンズ

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6

LUMIX S 50mm F1.8

カメラとしての基本的な性能は押さえてありますので、その点は心配ありません。

コスパで選ぶならパナソニック LUMIX S5II。間違いありません。

タッチ&トライで分かった違い – Zf、α7CII、S5II

スペック的な違いは分かったが、実際に触って見ないと分からない事もある。

そこで、実際にタッチ&トライに行ってきました。

私の主観で、タッチ&トライで分かった違いについて比較していきましょう。

タッチ&トライで分かった違い

ニコンZfソニーα7CIIパナソニック LUMIX S5II
デザイン(主観)
質感
オートフォーカス
サイズ(体感)
ファインダー
シャッターフィーリング

デザインと質感はニコンZf

デザインと質感、これはニコンZfのが優れていると感じました。

デザインは完全に主観です。質感は触った感じからなので、これも主観ですね。

ニコンが自慢している真鍮ダイヤル。そのダイヤルを回す感覚も中々良いものでした。

それと比較し、ソニーα7CIIやパナソニックS5IIの質感はやはり一歩劣ります

安っぽいという感じはしませんが、質感がいいとは感じません。特別感は皆無と言っていいでしょう。

ニコンZfの質感は、他社で例えるなら富士フイルムが近いでしょう。

ライカには一歩譲るものの、国産ではトップレベルの質感の高さです。

デザインと質感、カメラを手に取って、いいなと思えるのはニコンZfという結果に。

カラーバリエーションを選べるというのも、遊び心があって好感触でした。

ニコンZfカラバリ
ニコンZf カラバリ (プレミアムエクステリアの張り替えサービス)

注意点:べた褒めしているニコンZfも、電池蓋付近の質感はイマイチでした。ペラペラというか華奢な感じです。電池やSDカードを取り出す時くらいしか触れませんが、気になる人は、実機を触ってみる事をお勧めします。

オートフォーカスはソニーα7CII

オートフォーカスはやはりソニーα7CIIが一番ですね。予想通りです。

次いでニコンZf、最後にパナソニックLUMIX S5IIが続きます。

パナソニックはS5IIで初めて位相差オートフォーカスを採用した事もあり、他社と比べ遅れを取ってると感じました。

オートフォーカスならソニーα7CIIを選べば間違いないでしょう。

撮影体験はニコンZf

撮影体験。写真を撮っていて楽しいか。

これはニコンZfに軍配が上がりました。

ニコンZfはファインダー像が綺麗なのです。スペック上はさほど他社と変わらないように見えますが、実際に使って見ると、ファインダー像が非常にクリア。

ファインダー像が綺麗だと、撮っていて楽しいのですよ。

だって、綺麗に見えた方が写真を撮りたくなるでしょう?

撮った写真だって綺麗に見えた方が、テンションが上がる。

そういう事です。

更に、デザインと質感も相まって、撮影体験は非常に高いレベルに達しています。

撮影体験なら間違いなくニコンZf(私の中では)

ファインダー像

ファインダー像の綺麗さはドット数だけでなく、ファインダー内部に使われている光学系も重要です。これは、スペックでは表すことができないので、実際に覗いてみるしかない。体感するにはタッチ&トライするために、ショールームや家電量販店にGOするしかないのです。

私はニコンZfを選んだ、その理由

最終的に私はニコンZfを選択しました。

その理由は、ニコンZfが持つ、写真機としての撮影体験です。

今回は「一枚一枚、写真と向き合いたい時のカメラ選び」という、私の中のお題目がありました。

オートフォーカスやコスパはいいに越した事ありません。しかし、絶対では無い。

それよりも、撮影が楽しいと感じること。それによって、写真とより一層向き合えるようになります。

そんな理由から、私はニコンZfを選んだのです。

Zfのカラバリ『嬉しいポイント』Zfcと異なり、バリアングル液晶の背面も張り替えられてます。

ニコンZfの2つの懸念点

無事ニコンZfを選ぶことができた私。

実は、2点ほど懸念点がありますので、共有しておきたいと思います。

懸念点1つ目|ニコンZfは意外と重い

ニコンZfの質量710g。結構、重いのです。

メインカメラであるα9よりも重い。この点だけは戴けない。

ソニーのα7CIIの軽さが羨ましい。

懸念点2つ目 |ニコンZfに似合うレンズが少ない

ニコンZマウントレンズは、どれも大きく重い。

見た目も、Z6、Z7、Z8、Z9に似合うようにデザインされています。

つまり、ニコンZfに似合うレンズがほとんど無いのです。

デカレンズを付けてしまっては、折角のデザインが台無しです。

現状、似合うレンズは以下の4点のみでしょう(ショールームで付け替えした私の主観)

ニコンZfに似合うレンズ(私の主観)

1位NIKKOR Z 28mm f/2.8 SE
1位NIKKOR Z 40mm f/2 SE
3位NIKKOR Z 26mm f/2.8
4位NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回、私は撮影体験を優先し、ニコンZfを選びました。

皆さんは、どう言った理由でカメラを選ぶのでしょうか。

今回選ばれなかったカメラも、それぞれ個性があり、いいカメラ達です。

是非、自分に合ったカメラを選んでみてください。

実は既にニコンZfを予約購入済みなのですが、残念なことが一つ。

初期ロットからは外れてしまったようです。

いつになるのか分かりませんが、手元に届きましたら、記事を書こうと思います。

Zfが手元に届きましたので、レビューを書きました。

追伸

ニコンZf の購入に先駆けて、NIKKOR Z 28mm f/2.8 SEを導入してしまいました。

カメラボディがないのにレンズだけある状態。

ニコンZf、早く手元に届かないかな。

ニコンZfを待ち侘びるNIKKOR Z 28mm f/2.8 SEの姿
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30代の子育て世代。 120以上のカメラを使用してきた経験から、カメラの情報や写真について発信していきます。現在は主にα9、RX100m7、Zf、Zfcを使用中。世の中の皆が、最高のカメラと出会い、一人でも写真を楽しめますように。

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