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ゆゆねこ
30代の子育て世代。 140以上のカメラを使用してきた経験から、カメラの情報や写真について発信していきます。現在は主にα1、RX100m7、Zf、Zfcを使用中。世の中の皆が、最高のカメラと出会い、一人でも多くの人が写真を楽しめますように。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD レビュー・作例|写り・軽さ・便利さが揃う絶妙ズーム

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ゆゆねこ
30代の子育て世代。 140以上のカメラを使用してきた経験から、カメラの情報や写真について発信していきます。現在は主にα1、RX100m7、Zf、Zfcを使用中。世の中の皆が、最高のカメラと出会い、一人でも多くの人が写真を楽しめますように。

標準ズームを使っていて、「もう少しだけ望遠が欲しい」と感じたことはありませんか。

その要望に応えてくれるのが、TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXDです。

100mmでF2.8を達成しながら、広角側は35mmはじまりという、絶妙なズーム域。

狙い通りかは分かりませんが、実際に使ってみると、これが大変便利。

描写も優秀で、絞り開放からしっかりと使える印象。

自分の腕をワンランク上に引き上げてくれる。そんな感覚すらありました。

これだけの描写力を備えながらも、質量はたったの565g

家族や友人の撮影から、本格的なポートレート撮影まで幅広く活躍できるレンズに感じました。

タムロン 35-100mm F/2.8 Di III VXDのよかった点・気になる点について、作例を交えながら詳しくレビューします。

製品貸与に関するお知らせ
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35-100mm F/2.8 Di III VXDのスペック

35-100mm F/2.8 Di III VXDのスペックを把握しておきましょう。

スクロールできます
焦点距離35-100mm
ズーム倍率約2.9倍
開放F値 F2.8
最大撮影倍率約0.30倍
長さ119.2mm(Eマウント版)
121.5mm(Zマウント版)
質量565g(Eマウント版)
575g(Zマウント版)
フィルター型67mm
価格約13.5万円
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXDのスペック

焦点距離は、現代のレンズとしては珍しい35-100mm

ポートレートに便利な35mm、50mm、85mm、100mmをこのレンズ一本でカバーできます。

開放F値は広角〜望遠までF2.8をキープ。

このスペックでありながら、質量565gに抑えられています。

どこにでも持ち出しやすいポートレートレンズを予感させるスペックです。

作例

タムロン 35-100mm F/2.8 Di III VXDで撮影した作例を紹介します。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|96mm(144mm相当) F2.8 ISO100

リラックスして寝そべる猫。

驚かせないように、望遠側とAPS-Cクロップモードを活用し144mm相当で撮影しました。

絞り開放F2.8の撮影ですが、ピントの合った瞳はしっかりシャープ

それでいて、背景はやわらかくとろけています。

猫の柔らかそうな毛並みの質感表現、いいですよね。

ボケ味は非常に滑らかで、被写体が浮き立つような立体感を感じることができます。

あたかも自分が上手くなったかのような錯覚すら覚える、見事な描写力です。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|100mm F2.8 ISO100

散歩の途中、ふと目に留まったアジサイ。

望遠側100mmの絞り開放F2.8で撮影しました。

前ボケ、後ボケともに、とろけるようにクリーミー。

多少複雑な背景でも、主役をすっと浮かび上がらせてくれます。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例

ポートレートズームとしての設計思想を持つ本レンズ。

やはり目を引くのは、背景のなめらかで美しいボケ味です。

何の工夫もなく、ストレートに撮影しただけですが、それだけで絵になる。

素晴らしいレンズだなと、つくづく感心します。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|72mm F2.8 ISO100

何を撮っても、美しいボケ味。

ピント面は繊細に解像し、背景はやわらかくとろけていく

この描き分けがあるからこそ、ポートレートでは本当に使いやすいと感じます。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|35mm F2.8 ISO100

この一枚で実感したのが、広角側35mmスタートのありがたさです。

背後に下がれないシーンでも、35mmまで引けばしっかり収まってくれます。

広く写しても、ボケはちゃんと綺麗。

本レンズの描写性能には、本当に驚かされます。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|35mm F2.8 ISO100

身近なようで、二度と同じ表情はない青空。

刻々と変わる空のグラデーションを、見事に写しとめてくれました。

繊細な雲の表現に、深みのある青。

ハイライトから影まで階調がよく残っていて、大変好みの描写です。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|35mm(52mm相当) F2.8 ISO800

本来なら絞って撮るシーンではありますが、ここはあえて絞り開放F2.8を使いました。

陰影の描き分けに、自然なボケから伝わる立体感

実物以上に美味しそうに感じます。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|100mm F2.8 ISO400

カフェで一息ついたときにも、本レンズはしっかり活躍してくれます。

ストレートな日の丸構図だけに、レンズの描写力がものを言うシーンですが、結果は文句なし。

背景が複雑なのでボケがうるさくなるかと心配しましたが、それも杞憂でした。

背景ボケが、とても素直。

描写よし。ボケもよし。

どんなシーンでも、安心して身を任せられる一本です。

よかった点

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXDのよかった点について紹介します。

①一枚撮れば分かる、ワンランク上の写り

本レンズを使って、まず驚いたのが描写力です。

特別な被写体でなくても、パッと撮っただけで写りの良さが伝わってきます。

これまでのズームレンズよりも、描写がワンランク上がった印象です。

絞り開放からシャープな画質|TAMRON 35-100mm F/2.8
絞り開放からシャープな画質|TAMRON 35-100mm F/2.8

注目したいのは、絞り開放からシャープな点。

F2.8でもピント面はきっちり解像します。

「開放は甘いから一段絞る」といった気遣いは不要。

撮れば撮るほど、写りの良さを実感できる一本です。

②35-100mmという絶妙な焦点距離

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|100mm F2.8 ISO100

本レンズの魅力は、なんといっても35mmから100mmまでをカバーする焦点距離です。

私が普段使うのは、24-70mmの標準ズーム。

便利な画角ですが、「もう少しズームできたら」と感じるシーンが度々あります。

そんな悩みに、ジャストフィットしてくれるのが本レンズです。

たった30mmの差と思いきや、望遠側が100mmまで伸びるだけで、撮れる世界はずいぶん変わるんですよね。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|35mm F2.8 ISO400

広角側が35mm始まりという点も、見逃せません。

100mmでF2.8を確保するレンズは、70mm始まりが一般的。

それが35mmから使えるのですから、汎用性の高さが際立ちます。

そして、この焦点距離はポートレートとの相性が抜群。

人物撮影の定番である35mm、50mm、85mm、100mmを、この一本でカバーできます。

普段使いからポートレートまで、本当にちょうどいい。絶妙な焦点距離です。

ゆゆねこ

モデルさんの撮影だけでなく、家族との日常を印象的に残すのにもベストマッチだと感じました!

③ボケにもこだわったズーム全域F2.8通しの明るいレンズ

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|100mm F2.8 ISO125

本レンズは広角側35mmから望遠側100mmまで、開放F値の変わらないF2.8通しを実現しています。

まず実感したのは、望遠側での大きなボケ

絞り開放のF2.8で撮影すれば、被写体が浮かび上がるような印象的な一枚に仕上がります。

ポートレート撮影では、これ以上ない武器。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|86mm F2.8 OSO200

また、F2.8の明るさは暗所にも有利です。

どの焦点距離でもF2.8が使えるので、ノイズを抑えたクリアな写真が撮れます。

特に室内撮影で、その恩恵を強く感じました。

分かってはいたものの、やっぱりF2.8通しは便利。

撮るたびに、そう実感させてくれます。

④F2.8通しとは思えない565gの軽さ

35-100mm F/2.8 Di III VXD + α1
35-100mm F/2.8 Di III VXD + α1

絶妙な焦点距離、F2.8通しを実現しながらも本レンズは非常に軽量

その質量はわずか565g(Eマウント版)。

この軽さこそ、本レンズ最大の魅力だと感じています。

どんなに写りが良くても、大きく重くなっては意味がありません。

理由はシンプル。持ち出し頻度が減るからです。

私の愛用しているα1との組み合わせでも、バランスは良好。

長時間の撮影でも疲れにくいと感じました。

軽さは正義。

F2.8通しとこの軽さを両立させたことに、拍手を送りたい。

⑤カメラの性能を活かせるAF性能

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例|35mm(52mm相当) F2.8 ISO3200

どんなに高性能なカメラでも、レンズのAFが遅ければ宝の持ち腐れ。

その点、本レンズは心配無用です。

AF駆動には、最新のリニアモーターフォーカス機構「VXD」を搭載。

静かで速く、そして正確。

三拍子そろったAFです。

実際に、走り回る子供を撮影してみました。

不規則な動きにもピントは喰らいつき、AFが遅れる感覚はありません。

α1のAF性能に、レンズがしっかり付いてきてくれる印象です。

F2.8の明るさのおかげで、暗いシーンの動体撮影においてもしっかりと被写体を捉えてくれます。

カメラの性能を、余すことなく引き出してくれるAF。

動きものでも、安心して任せられます。

⑥ズームしても鏡銅がほとんど伸びない

地味ながら嬉しいのが、ズームしても鏡筒がほとんど伸びないこと。

一般的なズームレンズは、望遠側へ回すと鏡筒がせり出します。

本レンズは100mmまでズームしても、全長の変化はほんのわずか。

ほんの些細なことですが、使ってみると想像以上に快適です。

ズームしても重心がほぼ動かないので、使っていても重さを感じにくく、撮り終えた時の疲労感も少なく感じました。

動画撮影をする方にもメリットがあります。

ズームしても重心がほとんど変わらないので、ジンバルの調整が最低限で済みます。

見た目もスマートなまま、操作は快適。

撮る人のことをよく分かっている。そう感じさせる設計です。

⑦フィルター径はタムロンでお馴染みの67mm

細かな点ですが、フィルター径が67mmなのも見逃せません。

67mmは、タムロンのレンズで広く採用されているサイズ。

すでにタムロン製レンズを使っている方なら、保護フィルターやレンズキャップをそのまま使い回せます。

フィルター類は、地味に出費がかさむもの。

径が揃っていれば、レンズを買い足すたびに新調する必要がありません。

こうしたユーザー目線の配慮も、タムロンらしいと感じました。

気になる点

気になる点

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXDを使っていて、気になった点も正直にお伝えします。

①望遠側では思ったよりも寄れない

まず一つ目は、望遠側で思ったほど寄れないこと。

100mm付近で被写体に近づいて撮る、いわゆる物撮りには不向きです。

「もう少し寄れたらなあ」と思うシーンに、何度か遭遇しました。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXD 作例
35mmでぐっと寄った写真

とはいえ、35mm側ではぐっと寄れます。

テーブルフォトのような撮影なら、35mm付近を使えばある程度のクローズアップは可能

寄りたいときは広角側で撮る。

あるいは、望遠側ではAPS-Cクロップモードを活用する。

こうした工夫で、十分にカバーできます。

②望遠側が135mmまであるとよかった

本レンズは、ポートレートとの相性も抜群。

35mm、50mm、85mm、100mmと、人物撮影で王道とされる焦点距離をしっかりカバーしています。

ただ、欲を言えばもう一つ。135mmもカバーしてくれると良かったなというのが正直な印象です。

とはいえ、135mmまで欲張って大きく重くなっては本末転倒というもの。

本レンズ最大の魅力である軽快さが、削がれてしまいます。

あえて100mmで留めたのは、きっと苦渋の選択。

その潔さにこそ、好感が持てます。

ゆゆねこ

さらに望遠側を使いたい時は、APS-Cクロップモードを使うのもあり。150mm相当までズームできるので、いざという時は活用しましょう!

③単焦点レンズほどの大きなボケは得られない

ポートレート撮影に便利な焦点距離をカバーする本レンズ。

とはいえ、ボケの大きさには限界があります。

単焦点レンズのような大きなボケは得られません。

これは便利さやサイズ感とのトレードオフ。

特に広角側の35mm付近では、「思ったよりボケないな」と感じることもありました。

そんなときは、望遠側を使うのが吉。

100mmまでズームすれば、背景を大きくボカすことができます。

外観

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXの外観を見ていきましょう。

35-100mm F/2.8 Di III VXD
35-100mm F/2.8 Di III VXD|正面

レンズ正面は、シンプルなデザイン

白と黒で表現されたおり、落ち着いた印象を受けます。

半つや塗装のような質感が感じられ、高級感を感じる仕上がりです。

35-100mm F/2.8 Di III VXD|サイド
35-100mm F/2.8 Di III VXD|側面

レンズ側面には、フォーカスセットボタンが配置されています。

ボタンそのものは一つですが、右側のレバー位置によって割り当て機能の変更が可能。

フォーカスセットボタンは、公式アプリ「TAMRON Lens Utility Mobile」を使うことで、様々な機能を割り当てることができます

左下に見える穴は、USB-C端子です。

ファームウェアのアップデートなどに使用します。

35-100mm F/2.8 Di III VXD|フード装着
35-100mm F/2.8 Di III VXD|フード装着

専用のレンズフードは、花形形状が採用されています。

上の写真は、レンズをソニーのα1に装着した状態です。

α1のボディにもピッタリのサイズ感

大きすぎず、かといって小さすぎない。

見た目のバランスも丁度良く感じます。

フードを装着すると存在感が増しますが、見た目はこちらが好み。

実用性もあるので、フードありもおすすめです。

本レンズの魅力は、ズームしても伸びないところ。

望遠側100mmにズームしても、レンズの伸びは最小限。

どんな焦点距離でも不恰好になることなく撮影できるので、ありがたい配慮に感じました。

いっしょに買うと便利なもの

レンズと一緒に買うと便利なアクセサリーについても押さえておきましょう。

①保護フィルター

保護フィルターは、レンズへのキズを防ぐためのアイテム

保護フィルターのメリット

  • レンズへのキズ防止
  • レンズの汚れ、ホコリ等の付着防止
  • レンズがキズつかない  レンズ修理費が掛からない

写りへの影響は、ほぼゼロ(逆光時は影響がある場合あり)。

『基本的に保護フィルターを付けておき、影響が出る時のみ外すという運用』がオススメです。

本レンズのフィルターのサイズは、タムロンでお馴染みの67mmを採用。

私は、ハクバの『XC-PRO エクストリーム レンズガード』を主に使用しています。

②ブロア

ブロア
ブロア

ブロアは、レンズに付着したゴミ(埃等)を吹き飛ばすのに便利なクリーニングアイテム。

空気の力でゴミを吹き飛ばします。

レンズのゴミは、写りに影響しますので、ブロアを1つ持っておくことをオススメします。

③レンズペン

レンズペン
レンズペン|ハクバ製

チリやホコリはブロアで吹き飛ばせますが、汚れは取れません。

レンズペンを使うことで、レンズに付着した汚れを除去できます。

油系の汚れを簡単に取り除けますので、皮脂がついてしまった場合に有効です。

レンズペンの先端は柔らかい材質ですので、レンズが傷つく心配もありません。

使い方はレンズの表面をレンズペンの先端で優しくなぞるだけ。

1本持っておくと重宝するアイテムです。

まとめ

35-100mm F/2.8 Di III VXD + α1
35-100mm F/2.8 Di III VXD + α1

35mmから100mmの絶妙な焦点距離に、F2.8通しの明るさ。

質量はわずか565gの軽量設計でありながら、写りもしっかりついてきてくれます。

望遠側で寄れないといった弱点もありますが、それは重箱の隅をつつくようなもの。

TAMRON 35-100mm F/2.8 Di III VXDは、自信を持っておすすめできる一本です。

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この記事を書いた人

30代の子育て世代。 140以上のカメラを使用してきた経験から、カメラの情報や写真について発信していきます。現在は主にα1、RX100m7、Zf、Zfcを使用中。世の中の皆が、最高のカメラと出会い、一人でも写真を楽しめますように。

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