私はなぜカメラを使うのか
スマホ業界に押され、昨今ではカメラを持っている人が少なくなった。
私の周りでも、カメラを持っていない人が数多くいる。
しかし、私の手元には複数のカメラがある。
おかしい。どうしてこうなった。
ことの始まりは、2009年にOLYMPUS PEN E-P1を購入したことだ。
デザインがカッコいいと購入した初めての一眼カメラは、どんな所に行くのも一緒だった。
(当時は)小さくて、軽くて、オシャレ。
カメラを持ち出すのに十分な理由だった。
当時は、iPhone 3GSが販売されていた頃。
スマホと一眼の画質差は歴然の時代、カメラを使う意味は確かにった。
次に購入したカメラは、CANON EOS Kiss X4である。
それからは崖を転がるように、いろんなカメラを売り買いした。
私は写真を撮ることが好きだった。
だが、それ以上にカメラというアイテムが好きだったのだ。
それはなぜか。カメラで撮ると、「撮った!」という気になれる。
撮影体験そのものに魅力を感じていた。
スマホでも写真は撮れる。
しかし、撮影体験というには物足りない。
撮った!という感覚。そのために、私はカメラを使っているのだ。
私にとって、撮影体験が何よりも重要なのである。
しかし、当時は、その事に気づいていなかった。
カメラ選びは相性が大事
私は今までに、100以上のカメラを購入し、そして使用してきました。
時には最高のカメラに巡り会ったと歓喜し、時には自分に合っていないカメラを購入してしまったと、肩を落としたものです。
その甲斐あってか、カメラに関する経験が雪だるま式に増えていきました。
そして思うのです。
カメラで重要なことは性能ではない。使い手に合っているかということだ。
この世の中に完璧なカメラはない。
性能を追い求めれば、カメラは大きくなる。
逆に小さいカメラを求めれば、性能は低くならざるを得ない。
だから、万人に合うカメラというものはないのだ。
カメラを選びに重要な事、それは性能やコストパフォーマンスがいい事ではない。
いかにして、自分自身に合ったカメラを選ぶのか、それが極めて重要だ。
いわゆる、相性問題であると。
本ブログの意義
世の中には、様々なカメラであふれています。
相性のいいカメラを見つけることは大変かもしれません。
ですが、そこにたどり着きさえすれば、選んだカメラは末永いパートナーとなってくれることでしょう。
そのための道標として、私の体験や経験、考え方を記していきます。
そして、
カメラ、写真を楽しめる仲間が一人でも多くなりますように。
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