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ゆゆねこ
30代の子育て世代。 115以上のカメラを使用してきた経験から、カメラの情報や写真について発信していきます。現在は主にα9、RX100m7、Zfを使用中。世の中の皆が、最高のカメラと出会い、一人でも多くの人が写真を楽しめますように。

2025年版おすすめ防水カメラ|高画質から安いものまで|作例有|OM SYSTEM(オリンパス)、ソニー、ペンタックス

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おすすめ防水カメラ2025
ゆゆねこ
30代の子育て世代。 120以上のカメラを使用してきた経験から、カメラの情報や写真について発信していきます。現在は主にα9、RX100m7、Zf、Zfcを使用中。世の中の皆が、最高のカメラと出会い、一人でも多くの人が写真を楽しめますように。

どんな場所でも思い出を残したい。

そんな願いに応えてくれるのが、防水カメラです。

スマホにも防水機能が付いていますが、海やプールでの使用は躊躇してしまうもの。

スマホが壊れたら大惨事。水辺の写真は、防水カメラに任せましょう。

防水カメラは数社から発売されていますが、違いが気になりますよね。

今までに130以上のカメラを購入・使用してきた私が、おすすめの防水カメラについて紹介します。

まずは結論から。おすすめ防水カメラは以下の4機種です。

結論|おすすめ防水カメラ
  • OM SYSTEM TG-7|高画質と使い勝手の最適解
  • SONY Cyber-shot RX0II|高画質
  • RICOH PENTAX WG-90|使い勝手が良い
  • RICOH PENTAX WG-1000|安い

なぜ、上記4つの防水カメラがおすすめなのか、特徴メリット・デメリット、作例も含めて詳しく解説します。

参考|防水カメラの所有経験
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おすすめ防水カメラの選定基準

おすすめの防水カメラを紹介する前に、選定基準を明確にしておきましょう。

おすすめ防水カメラの選定基準
  • 防水対応
  • 2025年現在において新品購入できる
  • スマホと差別化できる

上記3点が選定基準になります。

順番に解説していきます。

①防水対応

おすすめ防水カメラを選ぶので、当然「防水」に対応している必要があります。

なんちゃって防水ではなく、規格に基づいた防水性能の記載があるカメラを選定しています。

防水の規格

例:IPX8相当

②新品購入できる事

おすすめのカメラでも、購入できないのでは意味がありません。

2025年時点で、新品購入可能なカメラに絞りました。

防水カメラはラフに扱われる傾向が強いため、購入するなら新品がオススメです。

③スマホと差別化できる

新たにカメラを購入するならば、スマホと差別化をはかりたい所。

「スマホと差別化ができるか」も選定基準に盛り込みました。

スマホとの差別化例

例1:スマホよりも高画質

例2:ズームができる

おすすめ防水カメラの性能比較

まずは、カメラの性能を見ていきましょう。

おすすめ防水カメラとして選定したカメラは4つ。

おすすめ防水カメラ
  • OM SYSTEM TG-7|高画質・使い勝手・価格の最適解
  • SONY Cyber-shot RX0II|高画質
  • RICOH PENTAX WG-90|使い勝手が良い
  • RICOH PENTAX WG-1000|安い

①スペック比較

スペック比較をしていきます。

スクロールできます
OM SYSTEM
TG-7
SONY
RX0II
PENTAX
WG-90
PENTAX
WG-1000
センサーサイズ1/2.3インチ1インチ1/2.3インチ1/2.3インチ
有効画素数1200万画素1530万画素1600万画素1635万画素
レンズ
(35mm換算)
25-100mm
F2-4.9
24mm F428-140mm
F3.5-5.5
27-108mm
F3-6.6
ズーム倍率4倍5倍4倍
内蔵フラッシュありなしあり
手ぶれ補正ありなしありなし
自撮り180°チルト
タッチパネルなしなしなしなし
スマホ連携ありありなしなし
USB充電USB-CMicro USBMicro USBUSB-C
RAW記録対応対応
瞳オートフォーカスなしありなしなし
低速限界設定ありありなしなし
最短撮影距離1cm約20cm1cm5cm
防水15m|IPX8相当10m|IPX8相当14m|IPX8相当15m|IPX8相当
防塵IP6X相当IP6X相当IP6X相当IP6X相当
耐衝撃2.1m2m1.6m2m
耐荷重100kgf200kgf100kgf非公開
質量
(バッテリーSD含む)
約249g約132g約194g約220g
サイズ114x66x33mm59.0×40.5×35.0mm123x62x30mm116x69x51mm
カラーブラック
レッド
ブラックブラック
ブルー
グレー
価格約6.2万円約11.6万円約4.7万円約3.3万円
【比較表】防水カメラのスペック比較|価格は2025年5月

②画質・性能・価格を比較

まずは、画質と価格を見ていきましょう。

防水カメラの画質と価格
おすすめ防水カメラの画質と価格

最も高画質な防水カメラはRX0II。その分価格も高価です。

画質と価格のバランスが良いカメラはTG-7

最も低価格な防水カメラは、ペンタックスのWG-1000です。

防水カメラのズーム域
おすすめ防水カメラのズーム域

RX0II以外はズームレンズを搭載していますので、使い勝手は良好。

特にオススメなのは、TG-7とWG-90の2機種です。

TG-7は広角25mmまで使えるので、風景や狭い室内での撮影が有利。

WG-90は望遠側が140mmまで使えるので、ズームしたい時に便利です。

ゆゆねこ

画質・ズーム域・価格のバランスが良いのはTG-7です!

おすすめ防水カメラを詳しく解説

おすすめ防水カメラを、機種ごとに詳しく解説していきます。

私の所有しているカメラは、作例付きでご紹介。

おすすめ防水カメラ
  • OM SYSTEM TG-7|高画質と使い勝手の最適解
  • SONY Cyber-shot RX0II|高画質
  • RICOH PENTAX WG-90|使い勝手が良い
  • RICOH PENTAX WG-1000|安い

おすすめ①|OM SYSTEM TG-7

河辺のTG-6
写真は一世代前のTG-6|オリンパス(OM SYSTEM)

おすすめ防水カメラの1台目は、OM SYSTEM TG-7

TG-7は2023年にOM SYSTEM(旧オリンパス)から発売された、防水・対衝撃カメラの最新作

ズームレンジは使い勝手のいい25-100mm(35mm換算)の4倍ズーム

水深15mの防水、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃と、タフ性能に力を入れた1台です。

TG-7の特徴を詳しく解説

TG-7の特徴を見ていきましょう。

TG-7の特徴
  • 防水コンデジとしては大口径のF2-4.9の大口径レンズを搭載
  • 使い勝手の良い25-100mm(35mm換算)の4倍ズームレンズ
  • 防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃と頑丈
  • マクロ機能|顕微鏡モード搭載
  • 充実した基本機能|RAW対応、シャッター速度低速限界設定あり
  • ダイビング撮影向けの純正アクセサリーあり
  • USB充電対応|USB-C
  • タッチパネル非対応
  • 高性能カメラと比較して暗所には強くない(防水カメラの中では強い方)
  • 動体撮影は難しい|コントラストオートフォーカスのため

おすすめ防水カメラの中で、耐衝撃性能(落下2.1m)防水性能(15m)が最も高性能。

大口径の4倍ズームを搭載し、防水コンデジとしては画質も良好

広角側は開放F値がF2と明るいため、防水カメラの中では暗所にも強い

OLYMPUS TG-6 作例
前機種TG-6のマクロ作例

また、センサーサイズが1/2.3インチと小さめではありますが、それを逆手にとったマクロ機能の優秀さには拍手を送りたい。

ホント、顕微鏡で見てるかの様な写真が撮れます。

さらに、RAW対応シャッター速度低速限界設定が可能など、中・上級者に好まれる機能が充実しています。

水中撮影向けの純正アクセサリー類が多いのも嬉しいポイントです。

TG-6作例10
前機種TG-6の作例

TG-7は画質・使い勝手・価格、すべてに置いてバランスの良いカメラ。

2025年の防水カメラで最もオススメできるカメラです。

ゆゆねこ

TG-7は本当にバランスの良いカメラ。
大抵の事はこなせる優等生タイプです。

TG-6の作例(TG-7の前モデル)

TG-7の前モデルであるTG-6の作例を紹介します。

TG-6とTG-7は、センサーもレンズも共通。

そのため、画質も同等と考えてOKです。

TG-6作例1
TG-6の作例|25mm F2.8 ISO100

広角側25mmの作例です。

センサーサイズは小さいながらも、立体感を感じ取れる描写。

航空機の塗装の艶感がいい味を出しています。

TG-6作例3
TG-6の作例|100mm F4.9 ISO100

望遠側100mmで撮影。

写真中央の富士山は、実にシャープです。

やはり、望遠側が100mm程度まであると、使い勝手が抜群です。

OLYMPUS TG-6 作例
TG-6の作例|25mm F2 ISO100

タフな性能から、アウトドアで使うことが多い本機(TG-6)。

風景も実によく写ります。

透明感のある水が、実にクリアに表現されています。

写真の中心付近は非常にシャープ。

写真周辺も大きな乱れはありません。

完璧とはいかないまでも、十分に綺麗と言える描写ではないでしょうか。

TG-7の1世代前の機種TG-6のレビューは、こちら。

おすすめ②|SONY Cyber-shot RX0II

RX0IIとフイルム箱
RX0II

おすすめ防水カメラの2台目は、SONY Cyber-shot RX0II

超コンパクトかつ高画質な防水カメラです。

24mm F4の単焦点レンズを搭載。ズームはできません

RX0IIは現在も愛用中の防水カメラ。

5年間故障知らずです。

RX0IIの特徴

RX0IIの特徴を見ていきましょう。

RX0IIの特徴
  • 超コンパクトなカメラサイズ
  • 1インチセンサーによる極めて優秀な画質
  • 防水10m、防塵、耐衝撃2.0m、耐荷重200kgfと頑丈
  • 抜群のオートフォーカス性能|瞳オートフォーカスも搭載
  • チルト液晶搭載|自撮り対応
  • 充実した基本機能|RAW対応、シャッター速度低速限界設定あり
  • 光学ズームなし
  • 手ぶれ補正なし
  • バッテリー持ちが悪い
  • USB充電は可能だが、micro USB
iPhone13 mini(左)とRX0II(右)
左:iPhone 13 mini | 右:RX0II

RX0IIは、とにかく超コンパクト

上のiPhone 13 miniとの比較を見ると分かるように、圧倒的なサイズ感です。

TG-6(左)とRX0II(右)
TG-6(左)とRX0II(右)

こちらは、TG-6(TG-7の前機種)との比較。

RX0IIの小ささが際立ちます。

それでいて、その小ささからは想像できないほど圧倒的な画質を提供してくれます。

瞳オートフォーカスの搭載により、人物へのピント合わせは朝飯前。

RX0II 180°チルト
RX0II|自撮り可能なチルト液晶

RX0IIは防水カメラとしては唯一、自撮りに対応したカメラ(180°チルト液晶搭載)。

ズームが出来ない、手ぶれ補正がないといった、大きな欠点もありますが、それを帳消しにほど魅力の詰まったカメラです。

圧倒的な高画質をキュートなスクエアボディに詰め込んだRX0II。

画質と携帯性に拘りたい方に、ぜひ選んで欲しいカメラです。

ゆゆねこ

できないことも多いですが、圧倒的な画質と可愛い見た目でねじ伏せる。
RX0IIはスマホとは一線を画す画質を提供してくれます。

RX0IIの作例

RX0IIの作例を紹介します。

RX0II作例1
RX0II作例1|24mm F4 ISO125

上空からの写真。

空から見る街の建物が、しっかりと解像している事が分かります。

写真の周辺部を見ても、像の流れもありません

RX0作例6
RX0II作例|24mm F4 ISO125

何気ない海の写真ですが、岩のゴツゴツ感が伝わります。

水の透明感の表現もしっかり伝わる描写。

シャドー部からハイライトまで、バランスの良い階調表現にRX0IIの性能の高さが伺えます。

RX0作例7
RX0II作例|24mm F4 ISO500

雨に濡れた石畳のしっとり感も、実にリアル。

RX0IIなら雨の日でも、気を遣う必要はありません

おすすめ③|RICOH PENTAX WG-90

PENTAX WG-90(カメラ画像は公式HPより引用)
PENTAX WG-90(カメラ画像は公式HPより引用)

おすすめ防水カメラの3台目は、RICOH PENTAX WG-90。

WG-90は、2023年にRICOHから発売された防水カメラ。

28-140mmの5倍ズームレンズを搭載。

5万円以下というリーズナブルな価格でありながら、防水カメラとしての基本をしっかり抑えた一台です。

WG-90の特徴

WG-90の特徴を見ていきましょう。

WG-90の特徴
  • 使い勝手の良い28-140mm(35mm換算)の5倍ズームレンズ
  • リーズナブルな価格|5万円以下
  • 防水14m、防塵、耐衝撃1.6m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃と頑丈
  • マクロ機能|1cmマクロ
  • タッチパネル非対応
  • 暗所には強くない
  • 動体撮影は難しい|コントラストオートフォーカスのため
  • 必要最低限の機能のみ|RAW非対応、ISOオート低速限界設定不可

機能は、RX0IIやTG-7に比べて若干物足りないものの、防水カメラの性能は十分に確保。

水深14mの防水、防塵、耐衝撃1.6m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃。

ズーム倍率は便利な5倍。重さは200gを切る(194g)など、携帯性にも抜かりがありません。

今流行りのwifiは非対応。なんと硬派なカメラ。

スマホに画像を取り込みたい時は、SDカードリーダーを使用しましょう。

USB充電は、少し古めの規格 micro USBです。

防水カメラとしての基本機能をしっかりと抑え、手の届きやすい価格(5万円以下)に抑えたWG-90。

防水カメラのスタンダードモデルを使ってみたい方に、おすすめのカメラです。

ゆゆねこ

WG-90は防水カメラのスタンダードと言っても差し支えない性能。
TG-7までの性能が必要ない方には、少しでもリーズナブルなWG-90がオススメです。

おすすめ③|RICOH PENTAX WG-1000

PENTAX WG-1000(カメラ画像は公式HPより引用)
PENTAX WG-1000(カメラ画像は公式HPより引用)

おすすめ防水カメラの4台目は、RICOH PENTAX WG-1000。

WG-1000は、2024年にRICOHから発売された防水カメラのエントリーモデル。

27-108mmの4倍ズームレンズを搭載。

3万円代前半という非常に安価なモデルでありながら、15m防水にも対応した、ありがたい一台です。

WG-1000の特徴

WG-1000の特徴を見ていきましょう。

WG-1000の特徴
  • 使い勝手の良い27-108mm(35mm換算)の4倍ズームレンズ
  • 非常に安価|3万円台前半
  • 防水15m、防塵、耐衝撃2mと頑丈
  • USB-C充電
  • タッチパネル非対応
  • 暗所には強くない
  • 動体撮影は難しい|コントラストオートフォーカスのため
  • 必要最低限の機能のみ|RAW非対応、ISOオート低速限界設定不可

他の3機種(RX0II、TG-7、WG-90)に比べて性能は控えめなものの、防水カメラとして最低限の機能を備えています。

水深15mの防水、防塵、耐衝撃2m。

ズーム倍率は便利な4倍

奥行きは51mmと若干厚めではありますが、重さ自体は比較的軽量(220g)。

カメラ機能は必要最低限。wifiや手ぶれ補正といった便利機能は付いていません。

意外なことに、充電形式はUSB-Cに対応しています。

防水カメラとして最低限の機能を備えたWG-1000。

非常に安価な価格設定(3万円台前半)ですので、防水カメラを気軽に試したい方におすすめしたいカメラです。

ゆゆねこ

性能を割り切り、低価格に抑えたWG-1000。
防水カメラの使用頻度が少ない人には、WG-1000も悪くない選択肢です。

まとめ

今回紹介した防水カメラは、スマホやミラーレスカメラとは一味違った魅力を持つカメラばかり。

私としては、画質・使い勝手・価格のバランスが良いOM SYSTEM TG-7がオススメ

しかし、どのカメラも得意不得意がある。

是非、自分に合う防水カメラを選んでみてください。

新たなフィールドでの体験が、写真の楽しみを広げてくれますよ。

カメラ名特徴
OM SYSTEM TG-7画質、使い勝手、価格のいいとこ取り。
メインカメラにもなれるコスパの良さ。
SONY Cyber-shot RX0IIズームや手ぶれ補正は不要。最高画質の防水カメラ。
RICOH PENTAX WG-90カメラ機能と防水機能の基本をしっかり確保。
防水カメラのスタンダードモデル。
RICOH PENTAX WG-1000最低限のカメラ機能と防水機能。
最も安価な防水カメラ(3万円台前半)
おすすめ防水カメラの特徴(まとめ)
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この記事を書いた人

30代の子育て世代。 130以上のカメラを使用してきた経験から、カメラの情報や写真について発信していきます。現在は主にα1、RX100m7、Zf、Zfcを使用中。世の中の皆が、最高のカメラと出会い、一人でも写真を楽しめますように。

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