キヤノンのPowerShot G1X mark3。
皆さんは、ご存じでしょうか。
G1X mark3は、大型センサーとズームレンズを組み合せが光る、キヤノンのフラッグシップ(最上位)のコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)。
リコーのGRシリーズや富士フイルムのX100シリーズの影に隠れて、知名度は低めです。
私は、G1X mark3 を発売後すぐに購入し、一度手放しました。
しかし、2023年に再購入。
理由は、GRIIIやX100Vを使うことで、G1X mark3の魅力に気づいたから。
- ズームレンズとAPS-Cセンサーの組合せでありながら、400g以下
- ファインダー、バリアングル、タッチパネル搭載で様々なシチュエーションに対応可能
- 防塵防滴(水滴・埃に強い)に対応
コレに魅力を感じたら、あなたにはG1X mark3 がオススメかもしれません。
それでは、G1X mark3をレビューしていきたいと思います。
なお、G1X mark3 は既にディスコン(生産終了)のため、購入する場合は中古カメラをご検討ください。
G1X mark3とは
![G1X mark3 |正面](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_front.jpg)
G1X mark3とは、2017年にキヤノンから発売された大型センサー搭載のコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)。
APS-Cセンサーとズームレンズの両立を図りながらも、質量399g(バッテリーSD含む)に抑えた意欲作です。
電子ビューファインダーをボディ中央に備え、防塵防滴に対応するなど、フラッグシップに恥じないカメラとなっています。
APS-Cセンサー搭載のコンデジは、リコーのGRや富士フイルムのX100シリーズなど各社から発売されていましたが、単焦点レンズ(ズーム不可)のものばかり。
そこに、キヤノンはズームレンズを引っ提げて登場しました。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-hirameki-150x150.png)
ズームレンズのAPS-CカメラはライカのX Vario Typ107がありましたが、質量628g、手ぶれ補正なし、価格は30万円越えと個性的なカメラでした。
G1X mark3 の作例
G1X mark3 の作例を見ていきましょう。
![G1X mark3 作例1](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku1.jpg)
![G1X mark3 作例1](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku1.jpg)
コバルトブルーに染まる湖を撮影。
撮影時はあいにくの曇り空でしたが、湖の青がしっかりと表現されています。
左右の木々もシャープすぎることなく、繊細な描写。
大型センサーならではの余裕を感じます。
![G1X mark3 作例2](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku2.jpg)
![G1X mark3 作例2](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku2.jpg)
ラーメンの器、中央に配置された肉の質感。いかがでしょう。
非常に繊細な表現ではないでしょうか。
質感表現もさることながら、立体感も感じられる描写です。
![G1X mark3 作例4](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku4.jpg)
![G1X mark3 作例4](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku4.jpg)
露出をバラに合わせて撮影。
明暗差が大きく、カメラには厳しい状況ですが、きちんと写真として成立しています。
バラの葉の間から見える空も、白飛びする事なくしっかりと表現。
流石と言わざるを得ません。
1インチセンサーのRX100シリーズも優秀なカメラですが、G1X mark3は更に上を行きます。
![G1X mark3 作例6](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku6.jpg)
![G1X mark3 作例6](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku6.jpg)
ブーケの繊細な質感。伝わりますでしょうか。
G1X mark3は、柔らかな表現が得意なようです。
![G1X mark3 作例5](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku5.jpg)
![G1X mark3 作例5](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku5.jpg)
明暗差が大きな場面。
シャドー、ハイライトの情報量が、しっかりと残っている事に驚かされます。
オートフォーカス性能なら、ソニーと言われますが、子供が自転車をこぐ速度くらいなら、G1X mark3でも追従可能です。
GRIIIでは難しいシチュエーションですが、G1X mark3なら安心して任せられます。
![G1X mark3 作例7](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku7.jpg)
![G1X mark3 作例7](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X-mk3-saku7.jpg)
背景のボケ味はいかがでしょう。
非常に滑らかなボケで、好感が持てます。
ズームレンズが故に、大きなボケは期待できませんが、ボケの質に関してはエレガントです。
G1X mark3のスペック
G1X mark3のスペックを見ていきましょう。
スペック|G1X mark3 と GRIII の比較
G1X mark3のスペックを紹介。
APS-Cサイズのセンサーを持つコンデジとして、リコーのGRIIIと比較しています。
G1X mark3 | GRIII | |
---|---|---|
メーカー | キヤノン | リコー |
センサーサイズ | APS-C キヤノンサイズ | APS-C |
有効画素数 | 約2420万画素 | 約2424万画素 |
レンズ 35mm換算 | 24-72mm F2.8-5.6 | 28mm F2.8 |
ズーム | 3倍 | |
ファインダー | あり | なし |
内蔵フラッシュ | あり | なし |
手ぶれ補正 | あり | あり |
自撮り | バリアングル | |
タッチパネル | あり | あり |
スマホ連携 | あり | あり |
USB充電 | microUSB | USB-C |
低速限界設定 | なし | あり |
RAW記録 | 対応 | 対応 |
防塵防滴 | 対応 | |
質量 (バッテリーSD含む) | 約399g | 約257g |
サイズ | 約115×78×51mm | 約109×62×33mm |
価格 | 中古で約10万円 ※販売終了 | 約12.0万円 ※受注一時停止 |
コンセプトが異なる両者。
G1X mark3は、ズームレンズ、ファインダー、内蔵フラッシュ、バリアングルなどカメラとしての基本機能が非常に高い。
対して、GRIIIは様々なものを捨て去り、コンパクトさと画質に全振りしています。
G1X mark3は、優等生タイプ
GRIIIは、一芸に秀でるタイプ
開放F値の変化
G1X mark3 は24-72mm、F2.8-5.6のズームレンズを搭載しています。
それぞれの焦点距離ごとの開放F値が、気になる人もいますよね。
代表的な焦点距離における開放F値は以下のとおり。
- 24mm F2.8
- 28mm F3.2
- 35mm F4.0
- 50mm F5.0
- 70mm F5.6
35mmまでは、F4以下を確保。
35mm以降は暗く(F値が大きく)なりますが、描写は絞り開放から安定しています。
G1X mark3の外観
G1X mark3の外観を見ていきましょう。
正面
![G1X mark3 |正面](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_front.jpg)
![G1X mark3 |正面](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_front.jpg)
ボディ全面にダイヤルを搭載(写真左側)。
直線を基調としたグリップが、全体のデザインを損なう事なくマッチしています。
小さいながらも、堂々とした佇まいです。
![G1X mark3 |電源ON](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_on.jpg)
![G1X mark3 |電源ON](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_on.jpg)
電源をONにした状態。
レンズも長すぎることはなく、バランスは良好です。
レンズ根本のリングは、機能を割り当てる事ができ、ステップズームや絞り等をダイレクトに操作可能。
背面
![G1X mark3 |背面](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_back-1024x576.jpg)
![G1X mark3 |背面](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_back-1024x576.jpg)
ダイヤルと十字キーが一体となった、ロータリーマルチセレクターを搭載。
ダイヤルとしても使えるので、非常に便利です。
電子ビューファインダー(EVF)を搭載しているので、炎天下でも被写体をしっかりと見る事ができます。
![G1X mark3 |バリアングル液晶展開](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_LCD-1024x576.jpg)
![G1X mark3 |バリアングル液晶展開](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_LCD-1024x576.jpg)
バリアングル液晶を搭載。
自撮りにもしっかりと対応できます。
上面(軍幹部)
![G1X mark3 |上面(軍幹部)](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_top-1024x576.jpg)
![G1X mark3 |上面(軍幹部)](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_top-1024x576.jpg)
上面(軍幹部)には、モードダイヤル(左)と露出補正ダイヤル(右)を搭載。
露出補正をダイレクトに行えるのは、嬉しいポイントです。
中央にはマルチアクセサリーシュー(ホットシュー)を搭載。
そのため、外部フラッシュを使用可能。通常のコンデジにはないメリットです。
もちろん、内蔵フラッシュもありますので、ご安心を。
G1X mark3の良かった点(メリット)
G1X mark3 を使っていて、良かった点(メリット)について解説していきます。
- APS-C搭載で余裕のある画質
- ズームレンズが便利
- 防塵防滴
- 抜群の操作性
- 電子ビューファインダー搭載
- 全部載せの安心感
APS-C搭載で余裕のある画質
G1X mark3は、APS-Cセンサーを搭載しています。
高画質なコンデジとして知られる、ソニーRX100シリーズの約3倍のセンサー面積。
大型センサーならではの余裕のある写真表現が楽しめます。
- 明暗差に強い(ダイナミックレンジが広い)
- 高感度に強い(暗所でも綺麗に撮れる)
- 繊細な描写
シャープな画質というよりも、線の細い繊細な写り。
柔らかな表現が得意なので、風景やポートレートにもオススメです。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-hirameki-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-hirameki-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-hirameki-150x150.png)
ただし、レンズが暗いため、ボケ写真は期待できません。
ズームレンズが便利
G1X mark3 は24-70mmの3倍のズームレンズを搭載。
やはり、ズームは便利ですね。
大型センサーを搭載したコンデジは複数発売されていますが、ズームレンズ搭載機は稀。
私が知る限り、APS-Cセンサーかつズームレンズのコンデジは、ライカ X Vario Typ107のみ。
ライカ X Vario Typ107は、30万円超え、手ぶれ補正なし、重さ628gと非常に硬派なカメラでした(写りの評判は良い)。
それに比べて、G1X mark3は一般庶民にも扱いやすいスペックと価格。
単焦点レンズのGRIIIやX100シリーズに、描写は一歩譲るものの、G1X mark3の描写も上々。
ズームレンズは確実に表現の幅を広げてくれます。
防塵防滴
G1X mark3は、防塵防滴に対応。
小雨や雪の中でも、安心して使っていけます。
防塵防滴、ズームレンズ、大型センサーのコンデジは世界にただ一つ。
G1X mark3だけです。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/12/Yuyuneko-tention-150x150.png)
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雪の降る中、傘もささずに使用しました。もちろん、故障なしです!
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/SHIRO-Hirameki-150x150.png)
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防水ではないので、油断は禁物ですよ。
抜群の操作性
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_4dials.jpg)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/04/G1X_mark3_4dials.jpg)
G1X mark3は、4つのダイヤル(コントロールリングを含む)を搭載。
各ダイヤルには、機能を割り当てる事ができます。
好きな機能にダイレクトにアクセスできる。
これほど操作性のいいコンデジは、中々ありません。
設定を色々煮詰めて撮りたい人には、うってつけのカメラでしょう。
電子ビューファインダー搭載
G1X mark3は、電子ビューファインダーを搭載。
直射日光下では液晶が見えにくくなりますが、そんな時でもファインダーがあれば大丈夫。
真夏の太陽下でも、被写体を確実に捉える事ができます。
決して大きいファインダーではありませんが、あるのとないのでは大違いです。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-hirameki-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-hirameki-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-hirameki-150x150.png)
コンデジと言えども、ファインダーは欲しいよね。特に、真夏は必須と言っても過言ではない。
全部載せの安心感
G1X mark3は、何でもこなせる優等生タイプ。
全部載せの安心感が群を抜いています。
- 大型センサー搭載 → 高画質
- ズームレンズを搭載 → 画角の自由を手にいれる
- 広角側はF2.8の明るさを確保 → 暗所に有利
- 電子ビューファインダーを搭載 → 日中でも大丈夫
- バリアングル液晶を搭載 → 自撮り対応
- 防塵防滴 → 多少の雨でも安心
- 4ダイヤルによる快適な操作性 → ストレスフリー
これだけの機能を載せながらも、399g(バッテリーSD含む)に抑えてきた開発者に、拍手を送りたい。
G1X mark3 の気になるポイント(デメリット)
G1X mark3を使っていて、気になるポイント(デメリット)もありましたので紹介します。
- レンズバリアがない(レンズキャップ式)
- 大きなボケは期待できない
- シャッタースピード低速限界設定ができない
レンズバリアがない(レンズキャップ式)
G1X mark3一番のウィークポイント。
それは、レンズバリアがない事。
![G1X mark3 はレンズバリアがない](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/G1x_mark3_lensb.jpg)
![G1X mark3 はレンズバリアがない](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/G1x_mark3_lensb.jpg)
コンデジと言えば、片手で電源をON。
電源をOFFにすれば、レンズが自動的に収納。
しかし、G1X mark3はレンズバリアが非搭載。撮影するためにはレンズキャップを外す必要があります。
たった一手間ですが、意外と不便に感じました。
そんな時には、他社製の自動開閉レンズキャップの導入がオススメ。
![G1X mark3 自動開閉レンズキャップ装着](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/G1X_mark3_auto_off.jpg)
![G1X mark3 自動開閉レンズキャップ装着](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/G1X_mark3_auto_off.jpg)
![G1X mark3 自動開閉レンズキャップ装着|電源ON](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/G1X_mark3_auto_on.jpg)
![G1X mark3 自動開閉レンズキャップ装着|電源ON](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/G1X_mark3_auto_on.jpg)
見た目はイマイチですが、使い勝手が大幅に向上します。
多少厚みが増すものの、手軽に使える事を考えると、ありではないでしょうか。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/12/Yuyuneko-tention-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/12/Yuyuneko-tention-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/12/Yuyuneko-tention-150x150.png)
私も導入しています。本当に快適なので、超オススメです。
大きなボケは期待できない
G1X mark3 のレンズの開放F値はF2.8-5.6。
標準的なミラーレス一眼カメラのキットレンズ(付属レンズ)と比較しても、特別明るくありません。
その為、ボケを活かした撮影は若干苦手。
ボケを期待して買うカメラではないので、その点には注意が必要です。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-nomal-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-nomal-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-nomal-150x150.png)
ボケについては分かっていて購入しましたが、「もう少しボケてくれたら」と思う事があります。
シャッタースピード低速限界設定ができない
基本的に全部入りのG1X mark3 ですが、唯一対応していない機能。
それが、ISOオート時のシャッタースピード低速限界設定です。
予め設定したシャッタースピードを下回らない様にISOを自動で調整する機能
→被写体がブレることなく、出来るだけ綺麗な画質で撮る事ができる
便利機能の一つなので、是非とも搭載して欲しかった。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/02/Yuyuneko-namida-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/02/Yuyuneko-namida-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/02/Yuyuneko-namida-150x150.png)
子供を撮る私にとっては重要な機能。人によっては、評価が180°変わるのでフラッグシップと名乗るなら、搭載して欲しかった。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/SHIRO-Hirameki-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/SHIRO-Hirameki-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/SHIRO-Hirameki-150x150.png)
低速限界設定の機能はありませんが、代用となる機能は搭載しているよ!G1X mark3は、感度の上がり方の項目で「標準、早め、遅め」の3点から選択できます。
一緒に買うと便利なもの
G1X mark3 と、一緒に購入すると便利なものを紹介しておきます。
- SDカード
- 保護フィルム・ガラス
- 自動開閉レンズキャップ
- 保護フィルター
SDカード
![オススメのSDカード](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/12/sd-prp-nex.jpg)
![オススメのSDカード](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/12/sd-prp-nex.jpg)
G1X mark3のSDカードタイプは、UHS-I。
UHS-IIには対応していないので、UHS-Iタイプを購入しましょう。
(UHS-IIのSDカードも使えますが、UHS-I相当の速度での動作になります)
オススメのSDカードを紹介しておきます。
毎月のAmazonセールで安くなる事が多いため、セールの時に購入するとお得です。
Nextorage | |
---|---|
SDカードタイプ | UHS-I |
商品名 | NF1A128 |
速度 | 読込:100MB/s 書込:80MB/s |
容量 | 128GB |
価格 | 1,990円 |
容量は、写真を撮るだけなら128GBで十分です。
64GBを薦めたいところですが、オススメのメモリーカードには64GBの商品がないため、128GBを紹介しています。
参考|128GBではJPEGだけで9999枚以上、RAW+JPEGで約2450枚ほど記録できます。64GBなら半分ほどになります。
保護フィルム
液晶の保護に必要な、保護フィルム。
今回は、ハクバ製の保護フィルムを選択しました。
やはり、保護フィルムを貼っておくと安心ですよね。
自動開閉レンズキャップ
![G1X mark3 自動開閉レンズキャップ装着](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/G1X_mark3_auto_off.jpg)
![G1X mark3 自動開閉レンズキャップ装着](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2024/05/G1X_mark3_auto_off.jpg)
G1X mark3のデメリットを解消するための必須アイテム。
自動開閉レンズキャップを装着することで、使い勝手が大幅に向上します。
レンズキャップの付け外しが面倒だと感じたら、導入してみましょう。
保護フィルター
保護フィルターは、レンズへのキズを防ぐためのアイテム。
保護フィルターのメリット
- レンズへのキズ防止
- レンズの汚れ、ホコリ等の付着防止
- レンズがキズつかない レンズ修理費が掛からない
写りへの影響は、ほぼゼロ(逆光時は影響がある場合あり)。
『基本的に保護フィルターを付けておき、影響が出る時のみ外すという運用』がオススメです。
フィルターのサイズは、37mmのものを選びましょう。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/SHIRO-Hirameki-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/SHIRO-Hirameki-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/SHIRO-Hirameki-150x150.png)
キヤノン公式では、レンズフィルターの使用を推奨していません。使う場合は、自己責任になるので注意してください。
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-nomal2-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-nomal2-150x150.png)
![](https://life-y.tokyo/wp-content/uploads/2023/11/Yuyuneko-nomal2-150x150.png)
それでも私は、フィルターを使用しているよ!
まとめ
G1X mark3は、大型センサーとズームレンズを組み合せが光る、キヤノンのフラッグシップ(最上位)のコンデジです。
最後に、G1X mark3の特徴を簡単にまとめます。
- 大型センサー搭載による余裕のある画質
- 24-70mmの3倍ズームを搭載
- 広角24mmはF2.8の明るさを確保(参考:GRIIIは28mm F2.8のレンズ)
- 4ダイヤルによる快適な操作性
- 電子ビューファインダー、バリアングル液晶、タッチパネル搭載
- 防塵防滴(多少の雨なら大丈夫)
- レンズバリアがない(レンズキャップ式)
- 大きなボケは期待できない(レンズが明るくないため)
- シャッタースピード低速限界設定不可(代替機能はあり)
G1X mark3 は、優等生タイプのカメラ。
一点に優れる事はありませんが、全てに置いて平均以上。
撮れる写真も、安定して80点以上を出せる。そんなカメラです。
渾身の一枚を撮るというよりは、日常に寄り添うカメラとして、G1X mark3はいかがでしょうか。
G1X mark3は既にディスコン(販売終了)になっています。
購入する場合は、基本的に中古になりますので、出来るだけ状態の良いものを選びましょう。
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