ミラーレスカメラが発売されてから、早16年。
当時は、一眼レフカメラに劣るとされていたミラーレスカメラですが、そこから大躍進を遂げ、今では各社の顔とも言われるカメラへと進化しました。
その結果、ほとんどのカメラは写真を撮るのに十分な性能を獲得。
画質に関しては、数年前から大きな進化はありません。
各社はオートフォーカス性能の向上や、被写体認識に舵を切り価格も高騰。
誰でも簡単・確実にピントの合った写真を撮ることができるようになりました。
確かに、昔に比べて便利にはなりました。
しかし、その機能本当に必要でしょうか?
カメラの基本性能が充実した今だからこそ、あえて「カメラをデザインで選ぶ」ことを提案します。
- 所有する喜び|満足感
- 被写体へのリラックス効果
- カメラを持ち出したくなる
- カメラが被写体になる
- 話題になる
- 撮影体験|カメラで撮っている満足感
デザインはスペックではありません。
しかし、デザインが良いことで得られるメリットも多いのです。
カメラ選びで迷っているのなら、デザインで選ぶのもありではないでしょうか?
本記事では、デザインの優れたミラーレスカメラを3台紹介します。
どのカメラも基本性能はしっかりしているので、よほどストイックな撮影をしなければ大丈夫ですよ。
- ニコンZfc
- ニコンZf
- ソニーα7C
確か、3つとも持ってましたよね?
現在でも手元に残しているのはZfcとZfcの2機種だよ。
使用頻度の問題で、α7Cは売却済みです。
ニコン公式で、キャッシュバックキャンペーンを実施。
期間中に対象商品を新品で購入し、所定の手続きを完了させるとキャッシュバックがあります。
対象商品購入期間|2024年10月25日(金)〜1月14日(火)
応募締め切り|2025年2月14日(金)当日消印有効
キャッシュバック金額 | 対象カメラ&レンズキット |
---|---|
10,000円 | Z5ボディー Z5 24-50レンズキット Z5 24-200レンズキット |
20,000円 | Zfボディー Zf 40mm f/2(SE)レンズキット |
30,000円 | Z8ボディー Z6IIボディー Z6II 24-70レンズキット |
40,000円 | Z6III Z6III 24-120レンズキット |
50,000円 | D850ボディー D780ボディー |
キャッシュバック金額 | 対象レンズ |
---|---|
5,000円 | NIKKOR Z 28mm f/2.8 * NIKKOR Z 40mm f/2 * *SE版ではなく無印版が対象 |
7,000円 | NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR NIKKOR Z 26mm f/2.8 NIKKOR Z 50mm f/1.8 S NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 |
10,000円 | NIKKOR Z 14-30mm f/4 S NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 NIKKOR Z 70-180mm f/2.8 NIKKOR Z 20mm f/1.8 S NIKKOR Z 24mm f/1.8 S NIKKOR Z 35mm f/1.8 S NIKKOR Z 85mm f/1.8 S NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S |
20,000円 | NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR NIKKOR Z 50mm f/1.2 S |
30,000円 | NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S |
70,000円 | NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S |
詳しく知りたい方は、ニコン公式ホームページのキャンペーンページをご確認ください。
デザインが良いと何がよいのか
まず、デザインの良いカメラのメリットについて紹介しておきましょう。
冒頭でも述べましたが、メリットは以下の7つ。
- 所有する喜び|満足感
- 被写体へのリラックス効果
- カメラを持ち出したくなる
- カメラが被写体になる
- 話題になる
- 撮影体験|カメラで撮っている満足感
ただのデザインでしょ?と侮ってはいけません。
デザインが良いメリットはこんなにもあります。
確かに、デザイン面で性能は変わりません。
しかし、人は感情の生き物。
撮る側、撮られる側、双方に与える心理的な影響は大きいのです。
デザインでカメラを選ぶということ。
それは、その場の雰囲気を変えると言うことに他なりません。
もちろん、必要な機能がないのは論外ですが、必要な機能が備わっているのであれば、デザインで選ぶのもありではないでしょうか。
カメラの選定条件
最近はデザインの優れたカメラも増えてきました。
まずは、選ぶ上での選定条件を定めておきます。ここはサクッといきましょう。
- 優れたデザインであること
- コストパフォーマンスが優れていること|割高でないこと
- 写真を撮る基本機能が備わっていること
- 供給が安定していること
ごく自然な選定条件ですよね。
供給が安定しているという事もポイントです。
ニコンZfc
デザインで選ぶカメラ、1つ目はニコンZfcです。
ニコンZfcは2021年7月23日に、ニコンから発売されたAPS-Cミラーレスカメラ。
2023年3月3日に新色ブラックを発売。
ニコンのフイルムカメラ「FM2」にインスパイアされたヘリテージデザインを採用し、同社デジタルカメラとしてはニコンDf以来のクラシカルな外観のカメラとなっています。
Zfcの「c」は、「casual」に使ってほしいというニコンの願いを表しているとのこと。
スペックを2019年発売のニコンZ50と同程度に留めることで、コストを抑えながら外観にも拘ったデザインに仕上げることに成功しています。
ニコンZfcはコストと性能、そしてデザイン。この3点のバランスを見ながら作られたカメラで、価格も含めてカジュアルに写真を楽しみたい人に向いています。
①デザイン・質感|4点
Zfcと言えば、クラシカルで洗練されたデザインでしょう。
今回紹介するカメラの中で、最も好みのデザインです。
直線を基調としたデザインに、ボディ軍幹部(上面)にはアルミ削出しのダイヤルを採用。
マグネシウム合金を身にまとい、カメラ上部を触るとひんやりとした金属の質感が伝わります。
満足度の高い質感ではありますが、後に紹介するニコンZfと比較すると若干物足りなさを感じます。
しかし、Zfcの価格はZfの半額以下。
むしろ、これだけの質感を実現しながらも、低価格に抑えたZfcに感心するばかりです。
②価格|5点
物価が高騰する中、Zfcは手に取りやすいリーズナブルな価格に抑えられています。
今回紹介するカメラの中では、最も安価な価格設定。
決して安いカメラではありませんが、デザイン・性能面を考慮すると安いとさえ思える価格設定です。
③画質|4点
ニコンZfcの画質は、非常に優秀です。
特に感心するのは、キットレンズ(付属レンズ)でも美しい画質を実現していること。
これは、Zfcの大きなアドバンテージです。
もちろん、大きなボケが得られるレンズではありませんが、画質面は十分。
気になった方は、レビュー記事を見てその実力を確かめてみてください。
④オートフォーカス|3点
ニコンZfcの基本性能は、2019年発売のZ50と同等。
他の2機種(Zf、α7C)に比べて一歩劣ります。
一瞬を狙うような撮影には向いていません。
とはいえ、ほとんどの被写体に対しては、Zfcのオートフォーカス性能でも必要十分。
どうしても動体撮影をしたい人は、後に紹介するニコンZfやソニーα7Cが適任です。
⑤携帯性|4点
ニコンZfcは質量445g(バッテリーSD込)と、軽量なボディに仕上がっています。
今回紹介するカメラの中で、最も軽量です。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRキットレンズ(付属レンズ)と合わせても580g。
Zfcの身軽さは、カメラを持ち出すハードルをグッと下げてくれます。
ニコンZfcの注意点
買って後悔では遅い。
カメラ購入前に把握しておきたい、ニコンZfcの注意点を紹介しておきます。
- 手ぶれ補正非搭載
- ボディ底面が樹脂性|バッテリー蓋の質感がイマイチ
- グリップが皆無
- オートフォーカス性能は並
- 軽量だがそこそこ大きい(ボディが横に長い)
- Zfcに似合うレンズが少ない
人によっては致命的な事もあるかもしれません。
購入前にしっかりと検討しておきましょう。
ニコンZf
デザインで選ぶカメラ、2つ目はニコンZf。
ニコンZfは2023年10月23日に、ニコンから発売されたフルサイズミラーレスカメラ。
ニコンのフイルムカメラ「FM2」にインスパイアされたヘリテージデザインを採用。
デザインだけでなく、ダイヤルを真鍮製にするなど、質感にもこだわったカメラとなっています。
その見た目とは裏腹に、ニコンのフラッグシップ機(最上位機種)Z9、Z8に次ぐ性能(発売日時点)を持ち、どんな被写体にもオールラウンドに対応可能。
ニコンZfは見た目はクラシカルですが、機能は本格派のカメラです。
①デザイン・質感|5点
直線を基調としたクラシカルなデザイン。
ペンタ部にあしらわれたNikon文字は、フイルム時代の直立したフォントを使用しています。
マグネシウム合金製の金属ボディに、真鍮のダイヤル、厚塗りの半艶塗装を施すなど、質感の高いカメラに仕上がっています。
手に取ると「良いモノを使っている」という幸福感。
ニコンZfのデザイン・質感はトップレベルです。
②価格|3点
ニコンZfは、フルサイズセンサーのミラーレスカメラ。
クラシカルな見た目ですが、機能は最新鋭。
今回紹介するカメラの中では、最も高価です。
しかし、性能に対する価格(コストパフォーマンス)で考えると、決して高いとは言えません。
むしろ、このデザイン・性能をよくこの価格に抑えたなというのが正直なところ。
決して安いカメラではありませんが、そのコストに見合うだけの価値があります。
③画質|5点
ニコンZfはフルサイズセンサーを搭載しています。
カメラの画質は、センサーとレンズで決まります。
レンズ性能が同じであればセンサーサイズは、大きいほど高画質。
中判 > フルサイズ(フルフレーム) > APS-C > APS-C(キヤノンサイズ) > マイクロフォーサーズ > 1インチ> 1/2.3インチ
ニコンZfのセンサーは非常に大きいので、画質面も優秀です。
ニコンZfの作例を見たい方は、こちらの記事を参考にしてください。
④オートフォーカス|4.5点
ニコンZfはクラシカルな見た目でありながら、機能は最新鋭。
オートフォーカス性能も抜群です。
瞳オートフォーカスはもちろんのこと、被写体検出にも対応。
人物が後ろを向いていたとしても、しっかりと人物を認識します。
動体撮影も難なくクリア。
最上位機(フラッグシップ)であるZ9やZ8にはやや劣るものの、オートフォーカス性能は極めて高いレベルに到達しています。
スポーツ写真を生業(なりわい)にしていないのであれば、オーバースペックとも言える性能です。
ソニーのα9(動体撮影向けカメラ)と併用していますが、極端な例を除いてニコンZfでも十分すぎる性能だと感じています。
私は、後ろを向いても人物を認識するZfの方が使いやすいです。
⑤携帯性|3点
ニコンZfは、クラシカルなデザインをしているので軽そうに見えますが、意外と重さがあります。
710g(バッテリーSD込)と、今回紹介するカメラの中では一番重い。
とは言え、通常のフルサイズミラーレスカメラとしては標準的な質量です。
決して小型軽量ではないので、その点は理解しておきましょう。
重い方が高級感を感じるので、高級感という視点ではメリットと捉えることもできるよ!
ニコンZfの注意点
買って後悔では遅い。
カメラ購入前に把握しておきたい、ニコンZfの注意点を紹介しておきます。
- 意外と大きくて重い(他のフルサイズミラーレスカメラと同等のサイズ感)
- グリップが小さい
- Zfに似合うレンズが少ない
流石に高いだけあり、欠点らしい欠点は少ないです。
コンパクトではない点が一番の注意ポイントではないでしょうか。
ソニーα7C
デザインで選ぶカメラ、3つ目はソニーα7C。
ソニーα7Cは2020年に、ソニーから発売されたフライズミラーレスカメラ。
フルサイズとしては珍しいレンジファインダースタイルのデザインを採用しています。
当時ハイスペックなベーシックモデルとして、世間を賑わせたα7IIIの性能を小型ボディに凝縮。
ボディ内手ぶれ補正、電子ビューファインダー(EVF)を搭載したフルサイズカメラとしては、極めてコンパクトな仕上がりです。
質量はわずか509g(バッテリーSD込み)。
ブラック、シルバーの2色から好みの色を選べます。
①デザイン・質感|3.5点
ソニーα7Cは、レンジファインダー風のデザインを採用。
クラシカルというよりも、モダンで美しい佇まいです。
直線を基調としたデザイン。
ボディにはマグネシウム合金を採用し堅牢性を向上させつつ、軽量化を実現しています。
α7Cはシンプルで美しいデザインのカメラです。
1年間α7Cを使用していました。デザインは良いものの、ZfやZfcに比べると特別感は控えめでした。
②価格|4点
ソニーα7Cは2020年発売ということもあり、フルサイズミラーレスカメラとしては比較的安価。
デザイン・性能ともに優秀なフルサイズカメラで、この価格を維持しているカメラは他にはありません。
とはいえ、20万円(2024年8月時点)。
安いとは言えませんが、デザイン・性能を考慮すると申し分ない価格設定であると感じます。
箱型ボディのデザインが好みな方は、性能も含めてオススメできるカメラです。
③画質|5点
ソニーα7Cはフルサイズセンサーを搭載しています。
カメラの画質は、センサーとレンズで決まります。
レンズ性能が同じであればセンサーサイズは、大きいほど高画質。
中判 > フルサイズ(フルフレーム) > APS-C > APS-C(キヤノンサイズ) > マイクロフォーサーズ > 1インチ> 1/2.3インチ
ソニーα7Cのセンサーは非常に大きいので、画質面も優秀です。
フルサイズのカメラはプロ御用達なので、画質は十分以上です。
④オートフォーカス|4点
ソニーα7Cは、ソニーのベーシックモデルα7IIIの機能を継承。
オートフォーカスはα7IIIから更に進化し、リアルタイムトラッキングに対応しました。
人物撮影に嬉しい瞳オートフォーカス(自動で瞳にピントを合わせる機能)もしっかり搭載。
瞳オートフォーカスは人物・動物の両方に対応します。
ソニーのベーシックモデルということもあり、オートフォーカスは非常に優秀。
最新モデルと同等ではありませんが、動体撮影も難なくこなせます。
α7Cのオートフォーカス性能があれば、子供の運動会でも十分なレベル。オートフォーカスで困ることの方が少ないですよ。
⑤携帯性|3.5点
ソニーα7Cはフルサイズミラーレスカメラとしては小型軽量。
質量はわずか509g(バッテリーSD込み)。
フルサイズかつ手ぶれ補正、電子ビューファインダー(EVF)を搭載したモデルとしては非常に軽量です。
更に嬉しいのは、ソニーのレンズラインナップが非常に多いこと。
コンパクトさを活かすレンズも揃っているため、α7Cのコンパクトさを損なわない運用が可能です。
レンズ | 質量 |
---|---|
FE 28-60mm F4-5.6 | 167g |
FE 24mm F2.8 G | 162g |
FE 28mm F2 | 200g |
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA | 120g |
FE 40mm F2.5 G | 173g |
FE 50mm F2.5 G | 174g |
FE50mm F1.8 | 186g |
小型レンズの種類も多いのがEマウントの特徴。これだけのラインナップは、他社マウントではお目にかかれません。
ソニーα7Cの注意点
買って後悔では遅い。
カメラ購入前に把握しておきたい、ソニーα7Cの注意点を紹介しておきます。
- グリップが小さめ
- 質感はそこまで高くない
- ボタン・ダイヤル類が少ない|操作性はもう一歩
α7Cも欠点は非常に少ないカメラ。
その中でも押さえておきたい点は、ボタン・ダイヤルが少ない事。
操作性は十分とは言えませんが、ダイヤルも2つ(露出補正ダイヤルとコントロールホイール)あるので、必要最低限の操作は可能。
目くじらを立てなければ、問題となるシーンは少ないでしょう。
スペック比較
細かい違いを知りたい方は、スペックの違いも見ておきましょう。
スペックあってこそのデザイン。
スペックもしっかりと押さえておきましょう。
Zfc | Zf | α7C | |
---|---|---|---|
メーカー | ニコン | ニコン | ソニー |
マウント | Zマウント | Zマウント | Eマウント |
センサーサイズ | APS-C | フルサイズ | フルサイズ |
有効画素数 | 2088万画素 | 2450万画素 | 2420万画素 |
ファインダー | 236万ドット 0.68倍(換算) | 0.8倍 | 369万ドット236万ドット 0.59倍 |
内蔵フラッシュ | |||
ボディ内手ぶれ補正 | なし | あり | あり |
メカシャッター | 1/4000秒 | 1/8000秒 | 1/4000秒 |
自撮り | バリアングル | バリアングル | バリアングル |
タッチパネル | あり | あり | あり |
スマホ連携 | あり | あり | あり |
USB充電 | USB-C | USB-C | USB-C |
低速限界設定 | あり | あり | あり |
ボディ質量 (バッテリーSD含む) | 445g | 710g | 509g |
(参考) 付属レンズ込の質量 | (16-50mmレンズ) | 580g890g (40mm f/2レンズ) | 676g (28-60mmレンズ) |
サイズ | 約135×94×44mm | 約144×103×49mm | 約124×71×60mm |
カラー | シルバー | ブラックブラック | シルバー | ブラック
発売年 | 2021年(シルバー) 2023年(ブラック) | 2023年 | 2020年 |
ボディ価格 | 約11.7.万円 | 約27万円 | 約20.7万円 |
レンズキット価格 | 約13.6万円 (16-50mmレンズ) | 約29.8万円 (40mm f/2レンズ) | 約23.7万円 (28-60mmレンズ) |
まとめ
最後に、「デザインで選ぶミラーレスカメラ2024」について、まとめます。
必要十分な機能を確保しつつ、デザインの優秀なカメラとして選んだのは以下の3つのカメラ。
- ニコンZfc
- ニコンZf
- ソニーα7C
どのカメラもデザイン性が高いですが、それぞれに特徴があります。
スペックで選ぶと、最新機種が出た時に目移りしてしまうもの。
用途と予算に応じて選ぶのはもちろんですが、デザインだけは妥協しないようにしてください。
写真ライフに本当に必要なもの、それはスペックではなくデザインなのかもしれません。
この3台の中で、1台だけ選ぶのであれば私はニコンZfcを推します。
Zfcが気になる方は、こちらのレビュー記事も参考にしてください。
後書き|今回登場しなかったデザインの優秀なカメラ
今回、登場しなかったデザインの優秀なカメラ達。
なぜ選ばなかったのか?
その理由を記載しておきます。
カメラ | 選ばれなかった理由 |
---|---|
ソニーα7CII | α7Cのスペックでも十分と判断したため |
ソニーα7CR | 〃 |
ソニーα6700 | 大きめのグリップによりデザイン性が若干損なわれているため |
ソニーα6400 | 上位機種と比較し、質感が高くないため |
富士フイルムX-T5 | 流通が安定していないため |
富士フイルムX-T50 | スペックは高いものの割高感があるため (もう少し安価であればオススメできる) |
パナソニック LUMIX S9 | 機能制限が多いため (メカシャッターレス、コールドシュー、ファインダーなし) |
シグマ fp | 機能制限が多いため (AF性能が低い、メカシャッターレス、ファインダーなし) |
シグマ fp L | 〃 |
OM SYSTEM PEN E-P7 | 割高感があるため (直近の値上げにより10万円を超えてしまいました) |
OM SYSTEM OM-5 | ボディの質感が高くないため(樹脂ボディ) |
上記リストの中で1台だけ選ぶのなら、個人的にはソニーα7CII。
デザインはα7Cを踏襲しつつ、オートフォーカス面が大幅に強化されています。
被写体認識を搭載し、より楽に確実にピントの合った写真が撮影可能。
また、ダイヤルも1つ増えたことにより操作性も向上し、隙のないカメラに生まれ変わりました。
とは言え、α7Cでも十分にハイスペックなので、今回はα7CIIを除外しています。
α7C系のデザインが好きで、機能全部載せのカメラが欲しい方はα7CIIがオススメです。
ちなみに、オートフォーカス性能はニコンZfよりも優秀です。
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