スマホではなく、カメラで写真を撮りたい。
どのカメラがいいの?予算は?
そんな悩みに、お答えします。
やはり、初めてのカメラは10万円以内に収めたいですよね。
10万円で買えるカメラの特徴
- 低コストでカメラの醍醐味を味わえる
- 軽量コンパクトなカメラが多く、携帯性で有利
- 作品展で賞を貰うような写真を撮ることもできる(経験済み)
実際に私は、当時10万円以下で購入したオリンパスのPEN E-P5で、全日本動物写真コンテストに入選しています。
10万円以下のカメラは、潜在能力は高く、侮れません。
10万円以下のカメラが各社から発売されていますが、違いが分からない。
そんな方のために、今までに115以上のカメラを購入してきた私が、オススメカメラをピックアップしました。
今回は、10万円以下で買えるミラーレスカメラ(レンズ込)に限定して、おすすめカメラランキングを紹介します。
この記事を読むと、こんな事がわかります。
- 10万円以下のミラーレスカメラのスペック比較
- 失敗しないカメラの選び方|選定基準
- 10万円以下のミラーレスカメラランキング
- 個人的にオススメなミラーレスカメラ
15万円以下で買えるカメラを希望の方は、コチラへどうぞ。
ソニー公式で、キャッシュバックキャンペーンを実施中。
期間中に対象商品を新品で購入し、所定の手続きを完了させるとキャッシュバックがあります。
本記事に関連の深い、カメラをピックアップしました。
対象製品ご購入期間 | 2024年11月15日(金)~2025年1月14日(火) |
キャンペーン応募〆切 | 2025年1月28日(火)10:00 |
5,000円キャッシュバック | ZV-E10ボディ、ZV-E10パワーズームレンズキット、ZV-E10ダブルズームレンズキット |
詳しく知りたい方は、ソニー公式ホームページのキャンペーンページをご確認ください。
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対象製品ご購入期間 | 2024年11月15日(金)~2024年1月14日(火) |
キャンペーン応募〆切 | 2025年1月28日(火) |
10,000円キャッシュバック | EOS R10・RF-S18-150 IS STM レンズキット EOS R50・ダブルズームキット EOS R100・ダブルズームキット |
8,000円キャッシュバック | EOS R10・ボディー EOS R10・RF-S18-45 IS STM レンズキット |
5,000円キャッシュバック | EOS R50・ボディー EOS R50・RF-S18-45 IS STMレンズキット EOS R100・ボディー EOS R100・RF-S18-45 IS STMレンズキット |
詳しく知りたい方は、キヤノン公式ホームページのキャンペーンページをご確認ください。
スペック比較
まずは、スペックを比較していきます。
レンズを持っていない事を想定し、レンズキットで10万円を下回る価格のカメラを選定しています。
また、価格変動を見込み、ギリギリ10万円を切るようなカメラは対象外としました。
PEN E-P7 | LUMIX G100 | EOS R100 | α ZV-E10 | |
---|---|---|---|---|
メーカー | オリンパス (OM SYSTEM) | パナソニック | キヤノン | ソニー |
マウント | マイクロフォーサーズ | マイクロフォーサーズ | RFマウント | Eマウント |
センサーサイズ | マイクロフォーサーズ | マイクロフォーサーズ | APS-C (Canon) | |
画素数 | 2030万画素 | 2030万画素 | 2400万画素 | 2420万画素 |
ファインダー | 368万ドット | 236万ドット | ||
内蔵フラッシュ | あり | あり | あり | なし |
ボディ内手ぶれ補正 | あり | なし | なし | なし |
自撮り | チルト | バリアングル | 非対応 | バリアングル |
タッチパネル | あり | あり | なし | あり |
スマホ連携 | あり | あり | あり | あり |
USB充電 | Micro USB | Micro USB | なし | USB-C |
ボディ質量 (バッテリーSD含む) | 337g | 345g | 356g | 343g |
合計質量 (レンズ込) | 430g | 415g | 486g | 459g |
サイズ | 約118×69×38mm | 約116×83×54mm | 約146×86×69mm | 約115×64×45mm |
カラー | シルバー・ホワイト | ブラック | ブラック | ブラック・ホワイト |
価格 | 約8.5万円 | 約8万円 | 約9万円 | 約9万円 |
失敗しないカメラの選び方|選定基準
ランキングの前に、選定基準を記載しておきます。
失敗しないカメラ選びに重要な項目になりますので、参考にしてみてください。
各社から色々なカメラが発売されていますが、パーフェクトなカメラは存在しません。
必ず、何かしらトレードオフの関係にあります。
そのため、しっかりとした選定基準を持つことが重要です。
画質
まず、一番に重視したいポイントは画質です。
わざわざカメラを買うからには、画質がいいものが良い。
画質は、カメラのセンサーとレンズによって決まります。
今回の画質評価は、カメラにセットで付属しているレンズを使用した場合で比較。
画質は以下の条件を総合的に評価
- カメラにセットになっているレンズを使用
- 明るい場所での画質(低感度、低ISO時)
- 暗い場所での画質(高感度、高ISO時)
ボケ
ミラーレスカメラを買ったからには、ボケのある写真を撮りたい。
ボケの大きさは、カメラのセンサーとレンズ(焦点距離とF値)によって決まります。
ボケの評価は、カメラにセットで付属しているレンズを使用した場合で比較しています。
ボケは以下の条件で評価
・ズームレンズを望遠側にした時に撮れるボケ写真
更に大きなボケが必要な場合は、単焦点レンズを導入するといいよ
オートフォーカス
いくら綺麗に撮れるカメラでも、ピントが合っていないボケボケ写真では意味がありませんよね。
綺麗な写真を撮るには、ピントが合っている必要があります。
オートフォーカスが優れているカメラを選びましょう。
人物撮影に便利な瞳オートフォーカスについても、この項目で評価しています。
オートフォーカスは以下の条件で評価
- オートフォーカスの速度と精度
- 静止物(止まっている被写体)
- 動体(動いている被写体)
- 瞳オートフォーカス
ピントをカメラ任せに出来れば便利だよね。
携帯性
画質がいいカメラでも、大きいカメラは持ちたくない。
カメラが大きいと、カメラを持ち出さなくなります(体験談)。
携帯性もカメラの重要な要素の一つです。
バッグに入れる事も想定し、収納性も考慮しています。
携帯性は以下の条件で評価
- カメラ+付属レンズの組み合わせで評価
- カメラのサイズ
- カメラの質量
- バッグへの収納性(取り出しやすさも含む)
携帯性は、カメラ選びで見落としがちなポイント。超重要です。
持ち歩かなければ、カメラを買った意味がないものね。
操作性
よく使う機能には、すぐにアクセスしたい。
そんな時に重要になってくるのは、カメラの操作性です。
設定を変えたい時、すぐに該当の機能にアクセスできたら、便利ですよね。
操作性が良好だと、使っていてストレスが溜まり難いので、意外と重要です。
操作性は以下の条件で評価
- タッチパネルの「あり・なし」
- ダイヤルの数
- カスタムボタンの数(好きな機能を割り当てられるボタン)
操作性は、カメラを使い込む程、重要になってくるポイントだよ
交換レンズのラインナップ
ミラーレスカメラは、レンズを交換することで様々な撮影を楽しめます。
例えば、運動会の撮影をしたいなら「望遠レンズ」
ボケを活かした写真を撮りたいなら「単焦点レンズ」
選べる交換レンズの数は、多ければ多いほどいい。
交換レンズのラインナップは以下の条件で評価
- 装着できる交換レンズの数
交換レンズは他のメーカーのカメラに付ける事はできないの?
交換レンズはマウントが同じであれば、他メーカーの物も使えるよ。同じメーカーでも、マウントが違うと使えないので注意。
オススメカメラのランキング|10万円以下
1位)ZV-E10|ソニー
画質 | |
ボケ | |
オートフォーカス | |
携帯性 | |
操作性 | |
交換レンズラインナップ | |
総合 |
映えある1位は、ソニーのα ZV-E10。
操作性以外は、平均以上の評価を叩き出しています。
特にオートフォーカスの優秀さは目を見張るものがあり、他カメラの追従を許しません。
ピント合わせはカメラ任せで大丈夫です。
画質・ボケ共に高いレベルにあり、交換レンズのラインナップも多いためレンズを交換する事で、更に綺麗な写真を撮る事が出来ます。
カメラの上(軍幹部)に出っ張りがないため、バッグに収納しやすく、携帯性も良好。
バリアングル液晶により、自撮りにもしっかり対応できます。
唯一の泣き所は、カメラの操作性です。
ソニーZV-E10は、カメラ任せで綺麗な写真を撮る事が出来るカメラと言って良いでしょう。
カメラ任せでピントを合わせられるのは、いいかも
2位)PEN E-P7|オリンパス(OM SYSTEM)
画質 | |
ボケ | |
オートフォーカス | |
携帯性 | |
操作性 | |
交換レンズラインナップ | |
総合 |
第2位はオリンパス(OM SYSTEM)のPEN E-P7。
比較カメラで唯一、カメラ上面に2つのダイヤルを備え、玄人好みの操作性を実現。
箱型のボディ形状により、携帯性も良好。
クラシカルなデザインが持つ喜びを感じさせます。
また、ボディ内手ぶれ補正を搭載し、どんなレンズを装着しても手ぶれ補正機能を使うことが出来ます。
これは、他のカメラにないメリットです。
180度チルトモニターにより、自撮りもお手のもの。
画質・ボケは一歩譲るものの、交換レンズのラインナップが非常に多いため、その弱点をカバーする事ができます。
E-P7は、コントラストオートフォーカスのため、動体撮影が苦手です!
小走り位の速度であれば、E-P7でも問題ありませんが、至近距離で高速に移動する被写体は大の苦手です。
E-P7は小型軽量カメラでありながら、操作性も良好。レンズラインナップの豊富さから、レンズ交換式カメラの醍醐味が味わえます。
E-P7は、ホワイトが選べるのもいいよね。
3位)LUMIX G100|パナソニック
画質 | |
ボケ | |
オートフォーカス | |
携帯性 | |
操作性 | |
交換レンズラインナップ | |
総合 |
第3位はパナソニックのLUMIX G100。
G100は、タッチパネルやボタン類の操作性が良好で、ボタンの機能を自由にカスタマイズ可能です。
また、ファインダー(EVF)を搭載しており、ファインダーを覗きながら撮影したい方には一番オススメです。
オリンパス(OM SYSTEM)と同じマイクロフォーサーズを採用。
交換レンズのラインナップが多く、レンズ交換を楽しみたいユーザーにもオススメです。
G100のオートフォーカスは、E-P7より若干優れているものの、動体撮影は苦手部類。
独自のシャッター機構により、条件によって動体が歪んで写るなどの気になるポイントもあります。
電車や飛行機など、高速で動く被写体を撮る方は、他のカメラを選びましょう。
(シャッター速度が1/500秒より高速になると、電子シャッターを使用。ローリングシャッターにより被写体が歪んで写ります。)
G100は、自分好みの操作性を実現できるカメラ。交換レンズも多く、368万ドットの高精細ファインダーが、写真を撮る意欲を高めてくれます。
このクラスで、368万ドットのファインダーを搭載するのは珍しい。ファインダーを除いて撮りたい人には、オススメのカメラです。
4位)EOS R100|キヤノン
画質 | |
ボケ | |
オートフォーカス | |
携帯性 | |
操作性 | |
交換レンズラインナップ | |
総合 |
第4位は、キヤノンのEOS R100。
センサーは、APS-C(キヤノンサイズ)を搭載し、画質・ボケ共に良好。
オートフォーカスはZV-E10には劣るものの、位相差オートフォーカスにより動体追従性も優れています。
しかし、その動体追従性を活かすには、カメラ操作者側の技量が必要になってきます。
オート任せには出来ません。
モニターは固定式のため自撮りは出来ません。また、タッチパネルも非搭載。
そのため、R100は初心者にオススメし難いカメラになっています。
他のカメラと比べて便利機能は劣るものの、綺麗な写真を撮れるだけのポテンシャルは十分にあります。
R100は撮影者の技量が試されるカメラと言って良いでしょう。
R100は初心者にはオススメし難いね。逆にワンランク上のR10やR50は初心者でも扱いやすいよ。
でも10万円超えているのね。
個人的にイチオシのカメラはPEN E-P7|オリンパス(OM SYSTEM)
ランキングでは、2位に甘んじたE-P7。
個人的には、最もオススメしたいカメラです。
イチオシ理由について語りたい点は山ほどありますが、ググッと3点に絞りました。
満足度を高める洗練されたデザイン
クラシックかつモダンな外観を持つE-P7。
メーカーの公式ホームページの製品特徴を見ると、まず最初にデザインへの拘りが紹介されています。
一際目を引くダイヤルは、アルミ削り出しによるもの。
グリップ部には、レザー風のシボ加工を施し、高級感を演出しています。
上質なデザインがカメラを持つ喜びを与えてくれるでしょう。
質感については賛否両論ありますが、プラスチックにより軽量化を図りつつ、デザイン性にも拘ったプロダクトとして、悪くない選択肢ではないかと思います。
ボディ内手ぶれ補正搭載|どんなレンズでも手ぶれ補正機能が使える
2点目は、比較対象で唯一、ボディ内手ぶれ補正を搭載している点です。
ボディ内手ぶれ補正を搭載していると、どんなレンズを使用しても手ぶれ補正機能を使う事ができます。
一方、ボディ内手ぶれ補正非搭載の場合は、レンズ側に手ぶれ補正機能がなければ、手ぶれ補正を使うことができません。
ボディ内手ぶれ補正 | レンズ内手ぶれ補正 | 手ぶれ補正機能 |
---|---|---|
あり | あり | 有効 |
あり | なし | 有効 |
なし | あり | 有効 |
なし | なし | 無効 |
ボケ写真に向いている単焦点レンズは、レンズ内手ぶれ補正を搭載していない事が多い。
ボディ内手ぶれ補正があると撮影が楽になるのです。
レンズラインナップ|数が多く、安い、小型軽量
E-P7のマウントは、マイクロフォーサーズ。
パナソニックとオリンパス(OM SYSTEM)のレンズが純正レンズとして使用可能です。
マイクロフォーサーズは、ミラーレスカメラで最初に導入されたマウント規格で、レンズの種類も非常に多い。
マイクロフォーサーズの特徴
- レンズの種類が非常に多い
- 小型軽量なレンズから、高性能レンズまで様々な選択肢がある
- レンズの価格が安く、比較的安価にレンズ交換を楽しめる
- レンズも含めたトータルコストが安い
- レンズも含め、コンパクトなカメラシステムを構築できる
私が購入した初めてのミラーレスカメラは、オリンパスのE-P1でした。
デザイン性が高く、デザインだけで選んだと言っても過言ではありません。
E-P1の発売は2009年。当時は少なかったレンズ群も、今ではトップクラスのレンズラインナップを誇ります。
今ではフルサイズのカメラ(ソニーα9等)をメインに運用している私ですが、今だにマイクロフォーサーズを使用することもあります。
小型軽量は撮影するハードルを下げてくれる。これはフルサイズのカメラにはない魅力です。
マイクロフォーサーズには14mm F2.5や17mm F2.8、20mm F1.7等のパンケーキレンズが充実しているのも嬉しい。
きっと、パンケーキ職人がいるに違いないわ
まとめ
10万円以下で選ぶオススメミラーレスカメラについて、解説してきました。
オススメ順は以下の通り。
おすすめカメラ、ランキングまとめ
- ソニーα ZV-E10
- オリンパス(OM SYSTEM) PEN E-P7
- パナソニック LUMIX G100
- キヤノン EOS R100
1位は、ソニーα ZV-E10となりましたが、どのカメラにも特徴があります。
一長一短、様々ですので、内容を吟味して選んでみてください。
ランキングは2位ですが、個人的にオススメなカメラはオリンパス(OM SYSTEM) PEN E-P7。
使う人によって、オススメのカメラが変わる。
本当に、カメラ選びは奥が深いです。
是非、お好みのカメラを選んでください。
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