カメラを買う時、どんなカメラにしようか迷いますよね。
今まで、カメラを購入したことがない人は尚更です。
キヤノン、ニコン、メーカーによって何が違うの?
ミラーレスカメラ、一眼レフカメラ?
そんな方は、まずカメラ選びの基本である、カメラの種類について抑えておきましょう。
カメラにはフイルムカメラもありますが、ここではデジタルカメラのみ解説していきます。
カメラとのマッチングは非常に大切です。どんなカメラにも得手不得手があります。
まずは初めに伝えておきたい事は、本当にダメなカメラというのは、ほぼゼロという事です。
合うか合わないか。相性の問題が最も大きいと考えてください。
是非、自分に合うカメラを選んでください。
この記事を読むと、こんな事が分かります。
- カメラの種類
- オススメのカメラの種類
カメラの種類
カメラの種類は4つ。
カメラの種類
- 一眼レフカメラ
- ミラーレスカメラ(ミラーレス一眼カメラ)
- コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
- レンジファインダーカメラ
この中で、3のコンデジはレンズを交換することができません。
それ以外の3種類のカメラは、レンズ交換式のカメラとなります。
コンデジよりもサイズが大きくなりますが、レンズを交換する事で様々な状況に対応して出来ます。
この4種類のうち、私がお勧めするカメラはミラーレスカメラまたはコンデジになります。
ここで選ばれなかった、一眼レフカメラやレンジファインダーカメラでいい写真が撮れないのではありません。
携帯性や利便性、将来性を総合的に考えると一眼レフ、レンジファインダーカメラは不利となる点が多いため、オススメから外しています。
それでは、各カメラの特徴を深掘りしていきましょう。
一眼レフカメラ
光学ファインダーを除いて撮るカメラです。
背面モニターを使った撮影では性能が発揮できないため、基本的には光学ファインダーを覗いて写真を撮影することになります。
(背面モニターを見ながらでも撮影は出来ます)
レンズを通った光(像)をそのまま見るため、カメラで写真を撮っている!と言う気にさせてくれます。
一眼レフカメラは、その構造上カメラのボディ内にミラーを収めています。
そのため、カメラのボディが大きくなりがちです。
また、レンズも大きいため、主にサイズと重量がネックとなります。
一昔前はカメラと言えば一眼レフカメラでしたが、2023年現在は、各メーカーはミラーレスカメラへと舵を切っています。
そして、リコー(PENTAX)以外のカメラメーカーは、新しい一眼レフカメラの開発をストップしているのです(断言していないメーカーもありますが)。
将来性を考えると、「どうしても一眼レフがいい」という強い意志がない限りは、選択肢ない方が良いでしょう。
第一線を退いたとはいえ、性能は折り紙付きです。
特に動体撮影(スポーツ)においては、ミラーレスカメラの上位機種を除くと、未だに一眼レフカメラが強い分野になります。
ただし、オートでの撮影では上手く撮ることが難しいため、その動体撮影機能を活かすには、撮影者の技量が求められます。
動体中心の撮影で、コストを抑えたい方は一眼レフカメラという選択肢もありでしょう。
一眼レフカメラの特徴
- レンズ交換ができる。
- 大きく重い。カメラらしいとも言える。
- 動体撮影に強い(ただしオートでは厳しい。使用する人の技量が試されます。)
- 中古カメラであれば、ミラーレスカメラよりも安価に入手できる。
- 将来性を考えるとオススメ出来ない
ミラーレスカメラ(ミラーレス一眼カメラ)
ミラーレスカメラは、一眼レフカメラに存在するミラーを持っていません。
ミラーレスカメラでは背面モニター、または電子ビューファインダー(EVF)を使用して撮影を行います。
カメラのボディ内にミラーがないため、一般的に一眼レフカメラと比較してコンパクトです。
一眼レフカメラの項目でも記載しましたが、時代はミラーレスカメラに移行しています。
つまり、ミラーレスカメラを使うことでカメラ時代の時代の最先端を体験することができます。
一眼レフカメラと比較し、いわゆるカメラ任せでも綺麗な写真が簡単に撮れるようになっています。
巷で言う、瞳オートフォーカスのような機能もミラーレスカメラの特権と言えるでしょう。
また、動画撮影にも強いカメラが多いです。
現在開発販売カメラの中で最も伸びている分野です。
高機能さについては、右に出る者はいないでしょう。
コンパクトさと機能を両立させたカメラ、それがミラーレスカメラです。
(ただし、コストはかかります)
ミラーレスカメラの特徴
- レンズ交換できる
- 一眼レフカメラよりもコンパクト
- コンパクトなものから高性能なものまで幅広い選択肢から選ぶことができる
- カメラ任せで簡単に撮れるように進化している
- 比較的コストがかかる
- 各カメラメーカーが最も力を入れているカメラの種類
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
主にレンズ固定式カメラ(レンズが交換できないカメラ)の総称として使われます。
要するに、レンズが交換できないカメラです。
最大の特徴はコンパクトであること。
コンパクトとは名ばかりで、コンパクトとは思えないサイズ感のものもあります。
同じ性能であれば、レンズ交換式カメラよりも小さいサイズになるので、コンパクトとつくのは、あながち間違いではないのかも。
比較的コンパクトなモデルが多いため、荷物を増やしたくない人には超オススメです。
大きさ、重さは軽視されがちですが、これも立派な性能です。
また、そのサイズから、カフェや街中でも気軽に撮影することができます。
やはり、大きいカメラで撮影すると、人目が気になりますからね。
また、レンズ交換式ではないため、別に交換レンズを買う必要がありません。
一眼レフカメラやミラーレスカメラよりも比較的費用を抑えやすいという特徴があります。
コンパクトカメラの開発には各カメラメーカーが消極的で、販売終了も相次いでいます。
しかし、圧倒的にコンパクトという武器が何にも変え難い。
私は、オススメします。
コンデジの特徴
- コンパクト
- カメラに対する費用を抑えられる
- カメラのコンセプトがはっきりしている
- 各カメラメーカーが新規開発に消極的
レンジファインダーカメラ
レンジファインダーカメラは、ファインダーに表示される二重像を重ねることでピントを合わせます。
ミラーレスカメラの上位機種よりもコンパクト、しかしその画質は一級品です。
一見すると良いこと尽くめですが、レンジファインダーカメラにはオートフォーカスの機能はありません。
そのため、必然的にマニュアルフォーカスで撮影することになります。
ズームレンズがない、望遠レンズもない。
レンジファインダーカメラは、コンパクト、高画質と引き換えに色々なものを失うことになります。
更に、レンジファインダーカメラは、ドイツのカメラメーカーであるライカしか作っていません。
その価格は、カメラのボディだけで100万円を超えます。
純正のレンズも30万円からと、大変高価です。
軽く自動車が買えてしまいますね。
いつかはライカ。
カメラを趣味にしている方は、必ずと言って良いほど聞く言葉です。
私自身、M型ライカを所有し、使用しています。
そこで言えることは、単なる高価なカメラではないということです。
一眼レフカメラやミラーレスカメラとは全く異なる撮影体験を楽しむことができます。
不便だからこそ楽しい。
最初に買うカメラとしては、全くオススメすることはできません。
レンジファインダーカメラの特徴
- コンパクトかつ高画質
- 価格が高い
- オートフォーカスなし。ズームなし。望遠レンズなし。
- 撮影体験は最高である
オススメのカメラの種類 まとめ
いかがでしたでしょうか。
私のオススメするカメラは、
- ミラーレスカメラ(ミラーレス一眼カメラ)
- コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
の2種類になります。
- 高画質な写真を撮りたい
- レンズを交換し、色々な撮影をしたい
- カメラ任せで綺麗な写真を簡単に撮りたい
- コンパクトかつ軽量さを優先する人
- 撮影がカフェや街中など、人目を気にするような場合
- カメラにかけるトータル金額を抑えたい人
自分のスタイルに合うカメラを見つけて、写真ライフを楽しみましょう。
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