- 子供が生まれた!
- 発表会や運動会での写真を綺麗に残したい!
そうなると欲しくなってくるのがカメラですよね。
では、どのカメラがおすすめなのか?
結論から言いましょう。
子育てカメラに最適なカメラはRX100m7です。
理由は至ってシンプル
子育てカメラに必要な画質・機能を備えたカメラで、最もコンパクトだから。
子育て世代の多くの方は、画質が綺麗なミラーレスカメラを購入します。
しかし、蓋を開けてみるとカメラを使わなくなってしまうこともしばしば。
それは、カメラが大きくて重いから。
綺麗に撮れるカメラであっても、使わなければ意味がない。
カメラは持ち出してこそ意味があるのです。
RX100m7は、子育てカメラに必要な画質・ズーム・オートフォーカス性能を確保しながらも「わずか302g」と非常に軽量。
ポケットに入る子育てカメラとして、私の中でイチオシのカメラです。
小学生の子を持つ子育て世代で「RX100m7を5年間愛用」している私が、子育てカメラに最適なRX100m7について解説します。
ミラーレスカメラを視野に入れている方は、こちらの記事をどうぞ。
RX100m7のレビュー記事はこちら。
RX100m7の作例
RX100m7の画質は、本当に子育てカメラに十分なのか?
作例を通して見ていきましょう。

旅行に出かけると、どうしても撮りたくなる風景写真。
とある道の駅から撮影した風景ですが、RX100m7はその美しい景色をしっかりと表現してくれました。
山間を流れるエメラルドグリーンの水も見事に再現。
木々のシャドーから空のハイライトまで、トーンの繋がりが絶妙で実にリアリティを感じます。
この一枚は、金網越しの撮影。
金網が映り込まないように、位置を調整して撮影しています。
よく見ると左下に金網の一部が写り込んでいますが、主題を邪魔するほどではありません。
大きいカメラだと金網が大きく写ってしまうシーン。
小さなレンズを持つRX100m7だからこそ残せた一枚です。

清らかに流れる川。
澄んだ水の描写がひときわ美しく感じられます。
水の質感表現も見事。
ハイライトからシャドーまでのグラデーションが豊かだからこそ成し得た表現。
RX100m7の実力に感心させられます。

一輪のバラ。
小雨の中での撮影でしたが、ウェットな質感までしっかりと描写されています。
お散歩中に撮った、何気ない一枚。
それでもこれだけの表現力。
文句のつけようがありません。

半逆光気味での撮影。
コントラストが落ちやすいシーンですが、大きな低下は見られません。
半逆光特有のふんわりとした光が、夏のシーンと重なって印象的に描写されています。
ハイライトをきちんと抑えつつ、シャドー部も黒潰れしていない。
このバランス感。大したものです。

比較的シックな写真が似合うRX100m7。
今回はあえて少しハイキーに撮影してみました。
ハイキーながら白飛びはしっかり抑えられており、安定した描写。
海の爽やかさが心地よく伝わってきます。

風景だけでなく、食べ物も美味しそうに撮りたいもの。
RX100m7で撮ったパフェの表現、いかがでしょうか。
ただ美味しそうに撮れるている。
それだけで嬉しくなるものです。

自慢のヨットが停泊するヨットハーバード。
逆光気味のシーンにもかかわらず、コントラストの低下は最小限に抑えられています。
RX100m7に採用されているレンズはZEISSバリオ・ゾナーレンズ。
ZEISSレンズ特有の「T*(ティースター)コーティング」により、逆光下でもしっかりとコントラストを維持してくれます。
5年間愛用してきましたが、逆光時のコントラスト低下に悩まされたことはほとんどありません。

RX100m7ならば、夕食に行く時のふとした瞬間も写真に収めることができます。
シャドー部のトーンが絶妙で、建物のシックな雰囲気を見事に表現。
ただシャッターを切っただけで、この写り。
素晴らしいの一言です。

機窓から撮った一枚。
撮影場所は狭い機内ですので、大きいカメラだと気を使う場面です。
しかし、RX100m7は非常にコンパクトですので、周囲に迷惑をかけることなく撮影できます。
もくもくとした雲の質感、いかがでしょうか。
リアリティを感じる描写で、実に好印象です。

国際フォーラムでの一枚。
写真から伝わる立体感に、まるで自分が上手くなったかのような錯覚を覚えます。
RX100m7は小型軽量。
都会でも悪目立ちせず、自然に撮影できるのも嬉しいポイントです。

こちらは羽田空港の天井。
ミラーレスカメラで天井を撮影しようとは思いませんから、コンデジだからこそ撮影できたシーンです。
それにしても、RX100m7の豊かな階調性には本当に感心させられます。

カリカリにシャープというよりも、繊細な描写。
シャープネスの強くかかったスマホの写真とは方向性の違う写りに、懐の深さを感じます。
細い線と滑らかなトーンの繋がり。
大変好みの描写です。
RX100m7が子育てカメラに最適な理由
RX100m7が子育てカメラに最適な理由を紹介します。
- 軽量コンパクト|わずか302g
- 片手で操作できる
- 極めて便利な8.3倍ズーム|必要なズーム域をカバー
- ピントを外さない驚異的なオートフォーカス性能
- スマホよりもずっと高画質
- 優れた動画性能|4K動画も撮れる
- 被写体への威圧感がない|自然な表情が撮りやすい
①軽量コンパクト|わずか302g

RX100m7は、わずか302gの軽量コンパクトなカメラ。
ミラーレスカメラが軽いとは言っても、RX100m7には太刀打ちできません。
合計 | カメラボディ | レンズ | |
---|---|---|---|
Sony RX100m7 | 302g | ||
Nikon Z50II | 865 | 550 | 315 |
Canon EOS R10 | 739 | 429 | 310 |
Sony α6400 | 728 | 403 | 325 |
ミラーレスカメラと比較すると、RX100m7がいかに軽量かわかります。
最も軽量なα6400でも、RX100m7の方が403g軽いのです。
負担が全然違いますよね。
子育て世代は本当に荷物が多い。
幼児の頃はオムツにお尻ふき、着替えに哺乳瓶など持っていくだけでも大変。
小学生になっても子供の荷物は親が持つことも日常茶飯事です。
それに加えて大きく重いカメラは負担でしかありません。
写真撮影が趣味の方なら、大きいカメラも良いでしょう。
しかし、そうでないのならカメラは軽いに越したことがない。
カメラを持ち出さなくなる一番の理由は、カメラが大きく重いから。
RX100m7ならいつもの荷物に302gをプラスするだけ。
500mlペットボトルよりも軽いのですから、気軽にポケットに入れて持ち歩きたくなるカメラです。
②片手でズーム操作できる

RX100m7は右側にズームレバーがついていますので、片手でズーム操作ができます。
これが意外と便利なのです。
子育て中は、多くの荷物を持ったりするので両手がフリーになることは稀。
ミラーレスカメラは片手でズームできません。
右手でグリップを持ち、左手で(手動)ズームする。
荷物を地面に置いてまで撮影するかというと、そうはなりませんよね。
面倒くさくなって写真を撮るのを諦めてしまいます。
それでは本末転倒です。
RX100m7であれば片手でズーム、片手でシャッターは当たり前。
手ブレ補正もついていますので、片手で撮ってもブレのない写真を撮ることができます。
片手で操作できること。
これは見落としがちですが、子育てカメラにとって重要なポイントです。
③極めて便利な8.3倍ズーム|必要なズーム域をカバー

RX100m7は24-200mm相当の8.3倍ズームレンズを搭載。
子育てカメラに必要なズーム域をほぼカバーしています。
シーン | 必要な焦点距離 |
---|---|
日常 | 24-70mm |
旅行 | 24-120mm |
動物園 | 24-200mm (鳥を撮るなら400mm) |
水族館 | 24-120mm |
運動会(幼稚園) | 24-200mm |
運動会(小学校) | 24-400mm |
上の表は、カメラに必要な焦点距離をまとめたもの。
ほとんどのシーンは、RX100m7一台のみで賄えることがわかります。
唯一、小学校の運動会だけは不足を感じるかもしれません。
しかし、これも子供を超アップで写したい場合だけ。
200mm相当の望遠でも、周りの子供達を含めた雰囲気は撮影できるので十分すぎるほどです。
自分の子供だけドアップで写っていても、何の競技かわかりません。
そう考えると、意外と400mm相当が不要なケースも多い。

運動会をガチ撮影するのなら、これくらい(上の写真)の装備が必要になります。
一緒に写っているRX100m7は、本当にコンパクトですよね。
どうしてもアップにしたい場合は、撮った後にトリミング(切り抜き)で対応するのもあり。
300mm相当にトリミング(切り抜き)しても約900万画素を確保できますので、4K画質よりも高画質です。
A4サイズのプリントにも十分な画素数ですので、実際に困るシーンは少ない印象です。
それよりも24mm相当の広角から200mm相当の望遠まで、レンズ交換なしで撮れるの心強い。
しかも、たったの302gですから日常や運動会での荷物にもならない点が素晴らしいのです。
④ピントを外さない驚異的なオートフォーカス性能

RX100m7はピントを外さない驚異的なオートフォーカス性能を実現。
一度ピントを捉えると鬼のような追従性を見せます。
プロがスポーツ撮影でも使う「ソニーα9と同等のオートフォーカス性能」というのですから驚きです。
私はα9を5年ほど使用していましたが、「RX100m7 = 9と同等のオートフォーカス性能」という謳い文句に偽りはありません。

子供が本当に小さい頃は、これほどのオートフォーカス性能は必要ないかもしれません。
しかし、子供が大きくなるにつれ走り回る機会も多くなります。
幼稚園や小学校に上がれば、運動会がある。
RX100m7のオートフォーカス性能であれば、ダンスやかけっこでのピント合わせもお手のもの。
周りがスマホで四苦八苦しているのを片目に、楽々ピントの合ったダイナミックな写真を撮ることができます。
プロならばいざ知らず、カメラに詳しくない方でもできてしまうところがRX100m7のすごいところです。

私は運動会でRX100m7を使っているよー
軽くてピントもバッチリです!
⑤スマホよりもずっと高画質


RX100m7はコンパクトデジタルカメラとしては大型の1インチセンサーを搭載。
スマホと比べて、高画質な写真を撮ることができます。
広角側ではそこまでの差は感じないものの、ズームしたときの画質差は歴然。
スマホよりも圧倒的に高画質な写真を残すことができます。
子育てカメラとしては、やはりズームが欲しくなるもの。
ズームしても高画質なRX100m7は本当にありがたい存在です。
作例はこちらの記事に掲載しています。
RX100m7でどんな写真が撮れるか気になる方は、記事をチェックしてみてください。
⑥優れた動画性能|4K動画も撮れる
写真性能が取り上げられがちなRX100m7。
動画性能も優れています。
高画質な4K30p動画に対応。
5.5K相当の画質を4K相当に凝縮(オーバーサンプリング4K)しているので、スマホの4K動画よりもずっと高画質です。
さらにはマイク端子も搭載していますので、外付けマイクを使用すれば高音質な録音が可能。
子供との思い出を残したいのは何も写真だけではない。
声も含めた映像で残せるのもRX100m7の魅力です。
しかも高画質に残せるのですから、文句のつけようがありません。
⑦被写体への威圧感がない|自然な表情が撮りやすい


RX100m7は、どこからどう見てもコンデジにしか見えません。
これは意外な効果を発揮します。
「写真に撮られ慣れていない人を撮っても、自然な表情で撮れる」
やはり大きなカメラで撮られると人は緊張するもの。
普段から撮られ慣れていない人ならなおさらです。
RX100m7は非常にコンパクトですので、撮られる側も全くと言って良いほど緊張しません。
パートナー・子供・親・友達。
みんなを自然な表情で撮りたいなら、コンパクトなRX100m7が最適なのです。



被写体への威圧感。語られないことですが、重要なポイントです。小さなカメラの方がいい雰囲気で撮れていることも意外と多いのです。
なぜミラーレスカメラは最適じゃないの?


子育てカメラと言ってまず考えるのが、ミラーレスカメラです。
ミラーレスカメラは一眼レフカメラよりも軽量コンパクト。
しかし、コンデジのRX100m7と比べればまだまだ大きい。
子育て世代でカメラを使わなくなった人が口を揃えて言うこと。
それは…「カメラが大きくて持ち出すのが面倒になった」
ミラーレスカメラが子育てカメラに最適でない理由は、この1点「カメラが大きく重いから」に尽きます。
もちろん、ミラーレスカメラのサイズが許容範囲であればミラーレスカメラを選択するに越したことはありません。
しかし、少しでも不安に思ったのならコンデジのRX100m7mをオススメします。
子育て向きのミラーレスカメラを知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。


RX100m7のネックな点
子育てカメラに最適なRX100m7ですが、ネックな点もあります。
購入前にしっかり押さえておきましょう。
- 価格が高い
- ミラーレスカメラには画質で劣る
①価格が高い
RX100m7のネックな点は、価格が高いことでしょう。
ミラーレスカメラ+高倍率ズームレンズのセットと同じくらいの価格設定。
同じ値段なら画質の良いミラーレスカメラに傾いてしまうのが人間のサガ。
しかし、今一度自分に問うてみてください。
ミラーレスカメラを購入したら、いつでもどこでも持ち歩けますか?
その答えがYesならミラーレスカメラが良いでしょう。
しかし、答えに詰まってしまったのなら、RX100m7の方が最適です。
②ミラーレスカメラには画質で劣る
RX100m7はスマホよりも高画質な写真を残すことができます。
しかし、ミラーレスカメラと比較すれば画質では劣ります。
とはいえ、RX100m7でも必要十分な画質であることもまた事実。
写真展に出すような作品を撮るのならともかく、思い出を残すのであればRX100m7でも十分な画質だと感じます。
RX100m7だけで撮った作例が気になる方は、こちらの記事を見ていってください。
まとめ


- 軽量コンパクト|わずか302g
- 片手で操作できる
- 極めて便利な8.3倍ズーム|必要なズーム域をカバー
- ピントを外さない驚異的なオートフォーカス性能
- スマホよりもずっと高画質
- 優れた動画性能|4K動画も撮れる
- 被写体への威圧感がない|自然な表情が撮りやすい
- 価格が高い
- ミラーレスカメラには画質で劣る
子育てカメラに必要な画質・機能を備えたカメラで、最もコンパクトなRX100m7。
画質はミラーレスカメラの方が優れています。
しかし、カメラは持ち出さなくては意味がない。
コンパクトなRX100m7であれば、荷物が多くなりがちな子育て世代にも最適です。
RX100m7は決して安いカメラではありません。
しかし、それに見合うだけの価値があります。
私が5年間手放さずに使い続けている。
それこそが何よりの証拠です。