ソニーα9(初代)を使用して、5年が経ちました。
機材の入れ替えが多い私ですが、ソニーα9は5年間もの間買い換えることなく、現在もメイン機として活躍中です。
5年間もの間、α9を買い替えなかった理由は、α9が初代の時点で完成度の域に達していたから。
特にオートフォーカス面では、今でも第一線で活躍できる性能を有しています。
最新のα7RVやα7CIIは、AI被写体認識を搭載し、被写体の認識精度は大幅に向上しましたが、動体の追従性に関しては、まだまだα9が上手。
中古価格もこなれているので、今ならお安く手にいれることができます。
ソニーα9を5年間使用したレビューを、作例やメリット・デメリットを含めて詳しく解説します。
α9に少しでも興味を持ったら、ぜひ最後まで見ていってください。
ソニーα9とは
2017年にソニーから発売されたミラーレスカメラ。
動体撮影は一眼レフカメラと言われた時代、遂にミラーレスカメラが一眼レフカメラを超えたか!と言わしめたカメラ。
その圧倒的な性能から、ゲームチェンジャーの異名を持ちます。
特に、連射性能とオートフォーカス性能は群を抜いており、2024年現在でもトップレベルのオートフォーカス追従性を誇ります。
当時の発売価格は約50万円。
ソニーからの手厚いファームウェアアップデートにより、機能を大幅に強化。
その性能は、今なお第一線で活躍できるものになっています。
作例
α9で撮影した写真を紹介します。
カフェの席から、新緑を撮影。
5月の爽やかな緑が映えますね。
絞り解放F1.4ですが、非常に繊細な描写。
ボケは大きくありませんが、非常に素直。
新緑の間から見えるハイライト部分に、フリンジ等もなくスッキリした描写です。
カフェのランチを撮影。
サンドイッチの色表現、絶妙ですよね。
背景が滑らかにボケていく心地良い描写。
トーンも豊かで、まるで自分が上手くなったかのような感覚を覚えます。
カフェの店内。
暗めのシチュエーション。ハイライトからシャドー部までの繋がりが非常に滑らか。
窓の外が明るいため、白飛びしてしまいそうなものですが、さすがはフルサイズセンサー。
白飛びすることなく、きっちり描写されています。
店内に陳列された商品。
淡い色調のパッケージですが、その色味がしっかりと表現されています。
柔らかなトーンも、お店の雰囲気にあっていて好印象です。
夏が訪れる前のビーチ。
真夏とはまた違った空の描写、お気づきでしょうか。
季節感をも表現するセンサー性能の高さ。恐れ入ります。
水の透明感もしっかりと表現されています。
カフェ駐車場のノスタルジックなプレートを撮影。
APS-Cクロップモードで撮影しています。
1000万画素相当になりますが、描写の方はいかがでしょうか。
クロップしても、十分な繊細さ。
トーンの繋がりも良く、十分以上の画質ではないでしょうか。
カフェのケーキも、美味しそうに撮りたい。
α9なら、そんな要望にも答えてくれます。
ケーキの立体感。伝わりますでしょうか。
スイーツが美味しそうに撮れる。こんなに嬉しいことはありません。
ガラス越しにディスプレイされた商品。
写真の四隅まで、像が流れることなく繊細に描写されています。
トーンの繋がりもお見事です。
散った紅葉も良いものです。
どうしてもベタっとなりがちな赤ですが、いかがでしょうか。
赤色が飽和することなく、絶妙に表現されています。
さすが、フルサイズセンサー。
色表現も思いのままです。
枝に留まるジョウビタキ。
羽の質感に、枝の繊細さ。
小フォーマットのセンサーとは一線を画す美しさです。
背景のボケもクリーミー。
野鳥撮影をしない私でも、簡単に撮れてしまう。
α9のオートフォーカス性能。恐れ入ります。
α9のスペック
α9のスペックを見ていきましょう。
α9 | α7III | |
---|---|---|
センサー | フルサイズ Exmor RS CMOS | フルサイズ ExmorR CMOS |
画素数 | 約2420万画素 | 約2420万画素 |
ファインダー | 約0.78倍 | 約368万ドット約236万ドット 約0.78倍(換算) |
メカシャッター | 1/8000秒 | 1/8000秒 |
電子シャッター | 1/32000秒 | 非公表 |
内蔵フラッシュ | ||
ボディ内手ぶれ補正 | あり | あり |
被写体認識 | ||
瞳オートフォーカス | あり | あり |
連写枚数 | 5コマ/秒(メカ) | 20コマ/秒(電子)10コマ/秒 |
連続撮影枚数 RAW+JPEG | 222枚 | 79枚 |
液晶 | 約144万ドット | 約92万ドット |
可動方式 | チルト | チルト |
タッチパネル | あり | あり |
スマホ連携 | あり | あり |
USB充電 | Micro USB | Micro USB |
低速限界設定 | あり | あり |
ボディ質量 (バッテリーSD含む) | 約673g | 約650g |
ボディサイズ | 約127×96×74mm | 約127×96×74mm |
ボディ価格 | 中古 約16〜20万円 | 新品 約24.1万円 中古 約15〜18万円 |
α9は、ほぼα7IIIの上位互換。
メカシャッター時の連射速度と、重さのみはα7IIIが優れています。
中古であれば、α9とα7IIIの価格差はほとんどありませんので、私はα9をオススメします。
α9の外観
α9の外観を見ていきましょう。
α9正面
まずは、α9の正面。
前面には大きめのグリップを配置。
グリップの上部には、ダイヤルが埋め込まれています。
向かって右側には、α9のロゴ。
α7シリーズとは異なり、僅かにゴールドかかる色味です。
α9背面
次に背面。
右上には、埋め込み式のダイヤルを配置。
ジョイスティックもしっかりと搭載されています。
このジョイスティックは上下左右の移動だけでなく、押し込むことで設定した機能を呼び出すことができるので、大変便利。
私は、オートフォーカスモードの切替を割り当てています。
左側のダイヤルの下には、オートフォーカス方式(AF-S、AF-C、MF等)の切り替えスイッチを配置。
α9ロゴの下には、C3ボタン。C3ボタンには、好きな機能を割り当てることができます。
チルト式の可動液晶を搭載。
ローアングル、ハイアングルでの撮影に便利です。
α9上面(軍幹部)
最後に上面(軍幹部)。
右端には露出補正ダイヤルを配置。
C1、C2ボタンはカスタムボタンとなっており、好きな機能の割り当てが可能。
ファインダーを挟んで、左右に2つのダイヤルが並んでいます。
右側はモードダイヤル。
左側のダイヤルは、連写速度やタイマー設定を即時に切り替えられるダイヤルです。
α1シリーズとα9シリーズにのみ備わったもので、連写を多用するα1、9シリーズには便利なダイヤルです。
良かった点(メリット)
α9を使っていて良かったことは、以下の7点。
- 驚異的なオートフォーカス性能
- 充実した動体撮影機能
- 軽量コンパクトボディ
- フルサイズセンサーによる高画質
- チルト式の可動液晶搭載
- バッテリー持ちがいい
- 価格が安い|中古で20万円前後
順番に解説していきます。
①驚異的なオートフォーカス性能
ソニーα9は、ソニーの動体撮影用のカメラとして2017年に発売されたカメラです。
そのオートフォーカス性能は驚異的で、2024年現在でもトップレベルの性能を持っています。
一度、被写体を捕捉すると、並外れた追従性を発揮します。
ピントを外した写真の撮影が難しいほどです。
最新機種である、α7RV、α7CII、α7IVと比較しても、ピントの追従性はα9が圧倒的に優れています。
α1 α1II α9III | α9II α9 | α7RV α7CR α7CII | α7IV α7III | |
---|---|---|---|---|
被写体検出 | ||||
オートフォーカス追従性 | ||||
1秒の演算回数 | 120回 | 60回 | 非公開 | 非公開 |
特にオートフォーカスの追従性に寄与するのが演算回数です。
1秒間にピント位置を計算し、ピントを合わせる回数。回数が多いほど、動体撮影には有利です。
表を見ると一目瞭然。
α1シリーズ、α9シリーズのみ演算回数が公開されています。
α9は検出機能そのものは、最新機種に劣ります。
しかし、常にピントの追従が要求される動体撮影においては、まだまだα9の方が有利。
カメラは、高速で加減速する動きの読めない被写体は苦手(スポーツや子供の事です!)。
α9は、そんな被写体にもしっかりとピントを合わせてくれます。
5年経った今でも、その信頼は変わりません。
5年間使用しきましたが、動体撮影において困ったシーンは全くありませんでした。
②充実した動体撮影機能
α9は、動体撮影向けカメラだけあり、動体撮影に便利な機能が充実しています。
- 実用レベルの高速電子シャッター|動体撮影OK
- 秒間20コマの高速連写性能|AF追従
- 撮影中ブラックアウトしないファインダー
どれも、本当に便利な機能で、私がα9を使い続けている理由にもなっています。
細かく知りたい方は、詳細の解説を確認してみてください。
解説|実用レベルの高速電子シャッター|動体撮影OK
α9は電子シャッターによる1/32000秒の高速シャッターを実現。
さらに、電子シャッター由来のローリングシャッター歪みを大幅に抑えることで、動体撮影でも問題とならないレベルの電子シャッターを実現しています。
動体撮影時に電子シャッターを使用すると、被写体が歪んで写る現象。
センサーの読み出し速度が遅いために発生する現象であるため、読み出し速度が高速なセンサーを用いることで、歪みを大幅に抑えることができます。
動体撮影向けではないカメラにも電子シャッター機能はありますが、ローリングシャッター歪みが大きいので動体撮影では電子シャッターが使えません(使えますが歪んで写る)。
α9は、高速読み出しセンサーによりローリングシャッター歪みが大幅に抑えられているため、動体撮影でも電子シャッターを積極的に使っていけます。
解説|秒間20コマの高速連写性能|AF追従
α9は秒間20コマの高速連写機能に対応。
特に嬉しいのが、オートフォーカス追従ありで秒間20コマを達成していること。
α9の脅威的なオートフォーカスが、秒間20コマで使用できるのは本当にありがたい。
バッファも大きいので、200枚以上は途切れる事なく連写可能(10秒以上連射し続けられる)。
電子シャッター限定の機能ですが、α9の電子シャッターは動体でも実用可能なレベル(前述)ですので、心配する必要はありません。
高速連射機能は子供の撮影で大活躍。一瞬を切り取ることができるので、本当に便利です。
解説|撮影中ブラックアウトしないファインダー
α9は、世界で初めてブラックアウトフリーを達成したフルサイズミラーレスカメラです。
普通のカメラは、写真を撮影するときにファインダーやモニターが暗転します。
③軽量コンパクトボディ
ソニーα9は、上級機としての機能を備えながらも、軽量コンパクト。
他社と比較しても、非常に軽量です。
ソニー α9 | キヤノン EOS R3 | ニコン Z8 | |
---|---|---|---|
ボディ | 673g | 1,015g | 910g |
レンズ 24-70mm F2.8 | 695g | 900g | 805g |
合計 | 1,368g | 1,915g | 1,715g |
表を見ると、α9の圧倒的な軽量さがわかります。
カメラは、持ち歩かなければ本末転倒と言うもの。
必要な機能を備えているのであれば、カメラは軽量コンパクトな方がありがたい。
α9の軽量コンパクトボディは、身軽な撮影ライフを提供してくれます。
高性能なのに小型軽量。他社にはない、ソニーカメラの特権です。
④フルサイズセンサーによる高画質
α9は積層型フルサイズセンサーを搭載。
センサーが大きいため、非常に高画質です。
更に、α9の採用しているEマウントには、他者と比較にならないほどの数のレンズがラインナップされています。
写真の写りは、センサーとレンズで決まる
α9は、大型のフルサイズセンサーを採用。交換レンズも豊富。
となれば、高画質な写真は保証されたようなものです。
ここで終わりではありません。
α9だから実現できる高画質。
それは、ピントの精度。
どんな良いセンサー、どんな良いレンズでもピントが微妙にズレていたら?
繊細な写真を撮ることはできません。
ピント精度が優れるα9だからこそ、フルサイズセンサーと高性能レンズの性能を100%引き出せるのです。
ピント精度が画質に直結する。これを痛感したのは、メイン機をα7RIIIからα9に変更した時です。
⑤チルト式の可動液晶搭載
α9は、チルト式の可動液晶を搭載しています。
ローアングルやハイアングルで大活躍。
無理な体勢にならずに、ローアングルやハイアングルで撮影できるのは、ありがたいですよね。
チルト式は、ワンアクションで液晶を展開できるので、スチル(写真)派には嬉しい機能。
流行りの自撮りには対応していないので、自撮り目的の方は別のカメラを検討しましょう。
⑥バッテリー持ちがいい
α9は、従来比約2倍のNP-FZ100バッテリーを採用。
ミラーレス一眼は、バッテリーが持たないと言われていましたが、新バッテリーの採用によって稼働時間が大幅に向上しました。
電池の持ちは非常にいいので、通常の使用であれば予備バッテリーは必要ありません。
バッテリー持ちが良いのは、本当にありがたい。
バッテリー、地味に高価ですよねー
⑦価格が安い|中古で15〜20万円
発売時は50万円ほどしたα9。
現在は、販売を終了し中古のみで購入が可能です。
中古価格は15〜20万円。
非常にお安く手に入れることが出来ます。
現在も販売継続をしているα7IIIの中古価格は15〜18万円。
スペックはα9が大幅に優れていますが、α7IIIとの価格差はほとんどありません。
動体撮影をするのであれば、α7IIIよりもα9の中古をオススメします。
α9の中古は、不当に安く取引されていると思う。ユーザー数が少なく、α9の魅力が伝わっていないのが原因なのだろうか。
その分、今から買う人はお得に手に入れられますね!
気になるポイント(デメリット)
満足度高めのα9ですが、気になるポイントもいくつかあります。
- 撮る楽しさは少ない
- 電源ONから撮影するまでに時間がかかる
- USB充電がmicro USB
順番に解説していきます。
①撮る楽しさは少ない
メリットに記載した通り、α9は驚異的なオートフォーカス性能を誇ります。
非常に便利ですが、裏を返せば「誰でも簡単にピントの合った写真が撮れる」ということ。
ピントは合っていて当たり前。
撮影している時のワクワク感はありません。
人は贅沢なもので、完璧なものを味わうと、逆に物足りなくなってしまう。
α9は撮る楽しさを感じにくい。
本当に、贅沢な話です。
写真が趣味なら、撮った写真で勝負ですよ〜
趣味だからこそ、「写真撮影そのものを楽しみたい!」という考えもあるよ。
②電源ONから撮影するまでに時間がかかる
驚異的なオートフォーカスを誇るα9ですが、電源ONから撮影開始までに若干時間がかかります。
イライラするほどではありませんが、ワンテンポ遅れる感じ。
電源を頻繁にON、OFFするスタイルの方は少し気になるかもしれません。
とは言え、一度起動してしまえばオートフォーカスはサクサク動くので、目くじら立てなければ大丈夫でしょう。
起動の遅さは若干気になるところ。むしろ、それくらいしか弱点がないとも言えます。
私は、そんなに気にならないよー
③USB充電がmicro USB
α9の発売は2017年。
USB充電はできますが、規格はmicro USB。
最近は、USB-Cの充電が当たり前になっているので、micro USBでの充電は若干マイナスポイント。
どうしても、USB-Cが良い方はα9IIを選ぶという手もあります(価格は高くなりますが)。
2017年のカメラですから、USB-Cに対応していないのは仕方がないとも言えます。
α9で使用しているレンズ
5年間も、メインカメラとして活躍しているα9。
今まで24本のEマウントレンズを購入してきましたが、最終的には以下の3本に集約しました。
- FE 24-70mm F2.8 GM II
- FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
- Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
①FE 24-70mm F2.8 GM II
ソニーEマウント標準ズームの中核を担うレンズ(通称大三元レンズ)。
絞り開放からシャープな像を結びます。
1世代前のFE 24-70 F2.8 GMでは、望遠側の写りに若干不満があったものの、2型で大幅に改善。
質量も、「 886g → 695g 」と大幅な小型化を実現しました。
このレンズのためにEマウントを使っていると言っても、過言ではありません。
私は、本レンズ購入後にEマウント単焦点レンズを(一度)全て手放しました。
単焦点GMレンズと同格とまでは言えませんが、遜色ないレベル。F2.8より明るいF値が必要ないシーンでは、単焦点レンズを内包できると言っても過言ではないほど、優れた描写性能です。
コンパクトなことも嬉しいですよね
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ソニーEマウント超望遠ズームの中核を担うレンズ
絞り開放から安定した描写で、オートフォーカスも電光石火。
望遠レンズのFE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSとは別格の写りです。
一目で分かる描写の違い。
サイズ価格はUPしますが、それに見合うだけの価値があります。
望遠レンズで迷ったのなら、本レンズの購入がオススメです。
私の望遠レンズは、FE70-300mm→SIGMA 100-400mm→FE70-300mmときて、FE100-400mm GMに進化しました!
FE70-300mmが2回入っているよ?
間違いですよね?
Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
ソニーEマウントの古株。焦点距離35mmの単焦点レンズ。
単焦点レンズとしては大きめですが、見た目よりも軽く感じます。
金属鏡筒を採用し、レンズ本体の質感はGOOD。
写りはシャープというよりも柔らかい描写。
同じスペックのレンズにFE 35mm F1.4 GMがありますが、写りは全く異なります(GMは優等生的な写り)。
Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAは、情緒的な写りをするレンズです。
シャープなレンズは世の中に溢れていますが、味のある個性的な写りのレンズは少なめ。
私はあえて、Distagon T* FE 35mm F1.4 ZAを選びました。
発売当時は20万円ほどした本レンズですが、35mm GMの登場により15万円ほどに値下げされました。
一緒に買うと便利なもの
カメラと一緒に購入すると便利なアクセサリーを紹介。
- SDカード
- 液晶保護フィルム
- 保護フィルター
SDカードは必須。
持っていない人は、要チェックです。
①SDカード
ソニーα9には、SDカードが付属していません。
写真を記録するために、SDカードを買いましょう。
α9の記録メディアスロットは2つ。うち片方は、UHS-IIに対応しています。
UHS-IIは、普通のSDカードと比較して、書き込み速度、読み込み速度が高速です。
連写をする人は、SDカードも高速なUHS-IIタイプを選択しましょう。
連写しない人は、UHS-Iタイプでも十分です。
α9の性能を活かすため、1枚はUHS-II、もう1枚はUHS-Iの組み合わせがオススメです。
オススメのSDカードを紹介しておきます。
容量は、写真を撮るだけなら64GBもあれば十分です。
毎月のAmazonセールで安くなる事が多いため、セールの時に購入するとお得ですよ。
Amazonでブラックフライデーセールで、SDカードがセール中です!(〜12/6)
Nextorage | SanDisk | |
---|---|---|
SDカードタイプ | UHS-I | UHS-I |
商品名 | NX-F2CL128G | SDSDXXU-064G-GHJIN |
最大速度 | 読込:100MB/s 書込:非公表 最低書込:30MB/s | 読込:200MB/s (カメラでは最大読込104MB/s) 書込:90MB/s |
容量 | 128GB | 64GB |
価格 | 2,580円 | 2,425円→2,215円 |
UHS-IのSDカードは、SanDiskが最もおすすめです。
NextorageのSDカードが代替わりし、最大書込速度が非公表になりました。
最低書込速度は保証されていますので、連写を多用しない方はNextorgageでもOKです。
②液晶保護フィルム
液晶の保護に必要な、保護フィルム。
首から下げて歩くことが多いカメラ。液晶はしっかり保護しておきましょう。
カメラを買ったらまずやること。
①電源がONになるか確認
②液晶保護フィルムを貼り付ける
これが、私のルーチンワークになっています。
③保護フィルター
保護フィルターは、レンズへのキズを防ぐためのアイテム。
保護フィルターのメリット
- レンズへのキズ防止
- レンズの汚れ、ホコリ等の付着防止
- レンズがキズつかない レンズ修理費が掛からない
写りへの影響は、ほぼゼロ(逆光時は影響がある場合あり)。
『基本的に保護フィルターを付けておき、影響が出る時のみ外すという運用』がオススメです。
フィルターのサイズは、レンズに合うものを選びます。
例:レンズに『φ67』と表示があれば、67mmのフィルターを選べばOK
私は、ハクバの『XC-PRO エクストリーム レンズガード』を主に使用しています。
まとめ
ソニーα9初代の5年使用レビューについて、まとめます。
- 驚異的なオートフォーカス性能
- 充実した動体撮影機能
- 軽量コンパクトボディ
- フルサイズセンサーによる高画質
- チルト式の可動液晶搭載
- バッテリー持ちがいい
- 価格が安い|中古で20万円前後
- 撮る楽しさは少ない
- 電源ONから撮影するまでに時間がかかる
- USB充電がmicro USB
機材の入れ替えが多い私が、5年間ずっとメイン機として活躍したソニーα9。
発売して7年経ちますが、2024年現在においてもオートフォーカス性能はトップクラス。
発売当時は50万円したα9も、今なら、中古価格も15〜20万円とバーゲンプライス。
α7IIIの影に隠れ、本当にお買い得なカメラになっています。
今、動体撮影カメラに何を選ぶか?
100万円あれば最新のα1IIIを選ぶのも良いでしょう。
もしそうでないのなら、初代α9がコストとパフォーマンスを兼ね備えた動体撮影カメラの最適解であると言えるかもしれません。