私は普段、ソニーの最上位機種(フラッグシップ)α1やニコンZf、Zfcなどのミラーレスカメラで写真を楽しんでいます。
しかし、いざ旅行となると手にするのはコンデジのRX100m7。
その理由は、やはり軽量コンパクトであるから。
ミラーレスカメラは画質は綺麗です。
しかし、大きく重い。
あれもこれもと詰め込んで、バッグが重くなり、旅を楽しむ余裕がなくなっては本末転倒。
旅行だからこそ身軽に、フットワークを軽くしたいものです。
最強の旅カメラはRX100m7
RX100m7を4年間使用してきた、私の結論です。
小さくて・軽くて・よく写る。
それでいて、200mm相当までズームできて動体撮影までこなせる。
こんなカメラ、他にあるでしょうか?
本記事では、RX100m7がいかに旅カメラとして最強か徹底的に解説します。
RX100m7が旅カメラとして最強の理由
RX100m7が旅カメラとして最強の理由を、6点にまとめました。
- フットワークを軽くする小型軽量ボディ|わずか302g
- 旅行で便利な8.3倍ズームレンズ|24-200mm相当
- 画質がいい
- 優秀なオートフォーカス|瞳オートフォーカス搭載
- 威圧感がない
- 高画質な動画も撮れる
①フットワークを軽くする小型軽量ボディ|わずか302g
旅カメラとしてRX100m7をオススメするのは、コンパクトかつ軽量であるから。
実は、このRX100m7。iPhone miniよりも小さいのです。

上の写真は、RX100m7とコンパクトなiPhone 13 miniを比較したもの。
スマホの中では小型なiPhone 13 miniに、スッポリと収まるサイズ感。
このサイズ感は、本当に魅力的です。
旅行といえば、荷物が増えがち。
あれもこれもとバックに詰め込み、カメラまで重くなっては、旅を楽しめなくなってしまいます。
RX100m7なら、旅の荷物に302gをプラスするだけ。
ポケットやバッグに忍ばせておき、心が動いた瞬間にスッと出してパッと撮る。
ミラーレスカメラにはできない芸当です。

荷物が軽い。それだけで、フットワークが軽くなり写真を撮る回数も自ずと増えます。
結果として、いい写真が多く残せるのです。
軽さは正義。
「旅を楽しみながら、写真を撮る」
それができるのも、RX100m7が軽量であるからこそなのです。
②旅行で便利な8.3倍ズームレンズ|24-200mm相当

コンデジの魅力は、やはりズームができること。
ズームすることで、スマホでは撮影できない魅力的な旅の写真を残すことができます。
RX100m7は、24-200mm相当の8.3倍高倍率ズームレンズを搭載しています。

上の写真は、同じ位置から撮影した写真。
左側が広角側24mm相当、右側が望遠側200mm相当です。
同じ位置からでも、これだけ違う写真を撮ることができます。
ズームができなければ、旅の思い出は左側の写真だけ。
しかし、ズームを組み合わせることで右のような写真も残すことができます。
ミラーレスカメラでも、同じ画角をカバーすることもできますが、大きく重くなるのは必然。
機材 | 質量 |
---|---|
RX100m7 | 302g |
OM SYSTEM OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO | 414g+561g=975g |
質量差 | 673g |
ミラーレスカメラでは軽量とされるOM SYSTEM OM-5と比較しても、この質量差。
RX100m7の軽量さが際立ちます。
ミラーレスカメラも悪くありませんが、RX100m7なら便利なズーム域と302gの軽量ボディをセットで体験することができます。
③画質がいい
302gの軽量ボディに24-200mm相当の8.3倍ズームレンズ。
それを聞くと、画質面で心配になる方も多いでしょう。
心配は入りません。
RX100m7の画質は、普及価格帯のコンデジとは比較にならないほど優秀です。
最近では、スマホでも高画質な写真を撮れるようになりました。
わざわざコンデジで撮らなくても良いのでは?と思った方。
手元のスマホで、ズーム(デジタルズーム)してみてください。
画質は綺麗とは言えないのではないでしょうか。

RX100m7は、8.3倍の光学ズームレンズを搭載。
スマホでお馴染みの24mm相当の画角から、8.3倍の200mmまでズームが可能。
しかも光学ズームですから、ズームしても非常に高画質です。
たった302gのコンデジを一つ追加するだけで、広角から望遠まで高画質な写真を残すことができる。
こんなに嬉しいことはありません。

画質はミラーレスカメラの方が良いのですが、大きく重いですよね。
やはり、旅行は身軽に行きたいもの。
RX100m7の画質はスマホよりも高画質。そして思い出を残すのには十分すぎるほど画質が良い。
私は、RX100m7一台で旅に出ることに一切の迷いはありません。
RX100m7の画質は、本当に必要十分なのか?
疑問を持った方は、こちらの作例を見てご自身の目で判断してみてください。
④優秀なオートフォーカス|瞳オートフォーカス搭載

RX100m7は、コンデジでありながら非常に優秀なオートフォーカス性能を誇ります。
なんと、プロがスポーツ撮影で使用するミラーレスカメラα9に並ぶオートフォーカス性能を実現しているのです。
この、オートフォーカス性能は本当にすごい。
私は、ソニーのα9を実際に使用していますが、RX100m7はα9と同等のオートフォーカス性能であると断言できるほど、素晴らしい性能です。
一度被写体を捕捉すると、鬼のような追従性をみせます。
瞳オートフォーカスもしっかり搭載。人物だけでなく動物にも対応しているのは嬉しいポイント。

動物瞳オートフォーカスを使えば、こんな感じのシーンでも、ネコの瞳をしっかりと捉えてくれます。
シャッターを押すだけで、簡単にピントの合った写真が撮れる。
気軽なだけでなく、しっかり撮れるカメラ。
RX100m7はミラーレスカメラ顔負けのオートフォーカス性能ですので、動体撮影を楽しみたい方でも満足できるカメラです。

私は運動会でRX100m7を使っているよ〜
初心者でも簡単にピントの合った写真が撮れるので、本当に便利です!
⑤威圧感がない


RX100m7は、非常にコンパクトですので威圧感がありません。
コレ。見落としがちなところですが、意外と重要なポイントです。
大きいミラーレスカメラとRX100m7のようなコンデジでは、被写体に与える影響が全く異なります。
やはり大きいカメラというのは、良くも悪くもインパクトが大きい。
普段から写真に慣れている人ならいざ知らず、写真慣れしていない人にとって大きなカメラは脅威でしかありません。
いい思い出の写真 ≠ 画質のいい写真
いい思い出の写真 = 自然な表情の写真
被写体の自然な表情を引き出すコツは、コンパクトなカメラを使うこと。
RX100m7はミラーレスカメラよりもコンパクトですし、スマホよりも小さい。
コレだけコンパクトであれば、被写体にプレッシャーを与えず自然な表情を切り取ることができます。
威圧感を与えないコンパクトなカメラ。
スペック表には表れないRX100m7の魅力です。
⑥高画質な動画も撮れる
旅先の思い出は、写真と動画の両方で残したい。
そんな要望にも、しっかりと答えてくれるのがRX100m7のスゴいところ。
RX100m7は、4K(30p)の動画に対応。
5.5Kで撮影し、その映像を4Kに凝縮するオーバーサンプリング4K技術により、非常に高画質な映像を残すことができます。
外部マイク端子があるのも、嬉しいポイントです。
写真モードの時であっても、右上の録画ボタンを押すことで瞬時に録画を開始することが可能。
本当に、気が利いていますよね。
動画のオートフォーカスも優秀ですので、ピントが迷子になって困るシーンにはほとんど遭遇していません。
写真も動画もコレ一台。
RX100m7は、写真と動画のハイブリットカメラとして本当によくできたカメラです。
まとめ
- フットワークを軽くする小型軽量ボディ|わずか302g
- 旅行で便利な8.3倍ズームレンズ|24-200mm相当
- 画質がいい
- 優秀なオートフォーカス|瞳オートフォーカス搭載
- 威圧感がない
- 高画質な動画も撮れる
軽くて・小さくて・よく写る。
いっぱいズームできて、ピントもバッチリ。
おまけに動画まで撮れてしまう。
旅カメラとして、これ以上望むことはあるでしょうか?
最強の旅カメラはRX100m7
RX100m7を4年間使用してきた、私の結論です。