ミラーレスカメラ全盛期の今、私は一眼レフカメラ「キヤノン EOS 5Ds」を手に入れました。
EOS 5Dsは2015年にキヤノンから発売された、フルサイズ一眼レフカメラの高画素モデル。
なぜ、今更 一眼レフカメラを手にしたのか。
理由は一つ。
光学ファインダーで撮影したかったから。
リアリティを感じられる光学ファインダーの撮影体験には、ミラーレスカメラとは違った満足感があります。
今だからこそ、あえて一眼レフカメラを選ぶ。
そんな選択もありではないでしょうか。
本記事では、キヤノンEOS 5Dsのレビューをしていきます。
ゆゆねこ私は普段ミラーレスカメラ(α9、Zf、Zfc等)を使用いていますが、一眼レフカメラもいいものですよ。
キヤノンEOS 5Dsとは


キヤノン EOS 5Dsは、2015年にキヤノンから発売されたフルサイズ一眼レフカメラ。
その有効画素数は約5060万画素。
2025年現在でも、キヤノン史上最高の画素数を誇ります。
高画素化だけでなく、ミラー駆動やシャッター機構の見直しにより、ブレにつながるショックを軽減。
ボディの金型を新規で起こすなど、非常に力を入れたモデルでした。
開発者の意図に反し、世の中では5Dmk3の高画素版くらいの認知度。
約50万円の価格も相まって人気は出なかったようです。
そのおかげか、今では10〜15万円ほどの価格で中古の5Dsが購入できます。お得ですね。



似たようなカメラに5DsRがありますよね?何が違うのかな?



5Dsはローパスフィルターあり。5DsRはローパスフィルターキャンセル。
5DsRは5Dsよりも写真が繊細に表現できるよ!その代わり、モアレが出やすい欠点もあります。



よくわからないよー



5Dsは万能。極限まで繊細な写真を求める方は5DsRという棲み分けでいいと思うよ!
ただし、人工物を取る際は5DsRの欠点(モアレ)が出ることがあるので、人工物を撮る方は5Dsの方がおすすめです。
作例
5Dsで撮影した作例を紹介します。


春に咲く桜を撮影。
小雨が降る中の撮影でしたが、湿度感がしっかり伝わる描写です。
ほんのりピンクがかった桜の色表現も絶妙。
細い木の枝まで描き分ける描写力。
いい仕事をしています。


晴れの日の桜を撮影。
桜のピンク色と空の青。
淡い色表現も、春の雰囲気にマッチしており上質に感じられます。
花びらの影になったシャドー部の色が濁らず、しっかり表現されている点も実に見事です。


磐梯山を望む五色沼を撮影。
エメラルドがかった水の色がしっかりと表現されています。
写真奥に写る木々や磐梯山は極めて繊細。
木々の1本1本まで描き分ける描写力。本当に素晴らしい。


木々にかかる霧に朝日が反射する幻想的な風景。
水面、そして木々のグラデーションが上質に表現されています。
リアリティを感じる描写に、あたかも自分が上手くなったかのような錯覚を覚えます。
これがフルサイズセンサーの高画素モデルEOS 5Dsの力なのでしょう。


宝登山神社の鳥居を撮影。
鳥居周辺の緑の発色。いいですよね。
光の当たる位置によって変わる葉の色も、描き分けるセンサー能力。
素晴らしい。
鳥居にかかる、しめ縄の繊細な描写もGOODです。


光と影が入り混じるコントラストの高いシーン。
中心付近の「神」の描写に立体感を感じます。
手前の石。中心の金属。奥の木。
それぞれ異なる質感であることが、写真から伝わるのではないでしょうか。


蔵王狐村のアカギツネを撮影。
狐の輝く瞳を、しっかりと捉えています。
硬すぎず柔らかすぎない毛並みも、繊細に表現。
ボケも滑らかで好感が持てます。


紅葉時期の山を撮影。
色鮮やかですよね。
PLフィルター(反射(偏光)を抑制しコントラストを高めるフィルター)を使っているとはいえ、色のりの悪いセンサーであればここまで鮮やかにはなりません。
光をしっかりと捉えられるセンサーだからこそ、ビビッドな色合いでも写真として成立している。
5Dsのセンサー性能の高さに驚かされます。


こちらもPLフィルターを使用した作例。
リアリティを感じる描写に豊かなグラデーション、水面の反射も美しい。
繊細さに至っては、言うまでもありません。
(空の色むらはPLフィルターの影響によるものです)


動物園のコアラを撮影。
ISO5000の高感度撮影ですが、さほどノイズは気になりません。
高感度でも色のりは悪くなく、ナチュラルな色。
常用ISO感度の上限はISO6400。最新のカメラより控えめではありますが、ISO6400までしっかりと使える印象です。
「高画素機だから高感度に弱いのでは?」と過度に心配する必要はありません。


もみじを食べるワラビーを撮影。
水々しさの残るもみじの質感が、しっかりと表現されています。
少し硬めの毛並みも描きわけも絶妙。
フルサイズセンサーということもあり、高解像なだけでなく質感表現も抜群です。
スペック比較
EOS 5Dsのスペック比較。
同じ一眼レフカメラであるEOS 5D mark4と比較しています。
| EOS 5Ds | EOS 5D mark4 | |
|---|---|---|
| センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
| 画素数 | 約5060万画素 | 約3040万画素 |
| 光学ファインダー | 約0.71倍 | 約0.71倍 |
| メカシャッター | 1/8000秒 | 1/8000秒 |
| 電子シャッター | ||
| 内蔵フラッシュ | ||
| ボディ内手ぶれ補正 | ||
| 被写体認識 | ||
| 瞳オートフォーカス | ||
| 連写枚数 | 5コマ/秒 | 7コマ/秒 |
| 連続撮影枚数 RAW+JPEG | 12枚 | 13枚 |
| 液晶 | 約104万ドット | 約162万ドット |
| 可動方式 | 固定 | 固定 |
| タッチパネル | あり | |
| スマホ連携 | あり※ | あり |
| USB充電 | ||
| 低速限界設定 | あり | あり |
| ボディ質量 (バッテリーSD含む) | 約930g | 約890g |
| ボディサイズ | 約152×116×76mm | 約151×116×76mm |
| ボディ価格 | 中古 約12〜16万円 | 新品 約35.6万円 中古 約14〜20万円 |
EOS 5D mark4の方が後から発売された分、スペックは優れているという印象。
対して、画素数はEOS 5Dsの方が多く繊細な写真を撮ることができます。
中古にはなりますが、価格もEOS 5Dsの方が安価。
意外だったのは、連続撮影枚数に差がないこと。
5D mark4の方が画素数が少ないため、もっと連写できると思っていましたが、連続撮影枚数は1枚しか変わりません(RAW+JPEGの場合)。
古いカメラですが、5Dsもスマホ連携対応です(画像転送やリモコン等)。
※なお、スマホ連携wifi機能を使用するためには、別売りのWi-Fiアダプター W-E1が必要です。(2025年2月5日追記)
外観
EOS 5Dsの外観を見ていきましょう。


まずは、5Dsの前面。
キヤノンの特徴である曲線を基調としたデザイン。
向かって右側にはEOS 5Dsのロゴ、左側には傾斜した位置にシャッターボタンが配置されています。


次に5Dsの背面。
背面液晶は固定式。
ボディの中央に、一眼レフのアイデンティティである光学ファインダーが配置されています。
右側にはマルチコントローラー(通称ジョイスティック)。フォーカスポイントのダイレクト移動ができ、大変便利です。
ボタン類は右と左に分かれており、右手だけでは操作が完結できません。
この辺りは5Dsの古さを感じるポイントです。
とはいえ、独立したボタン類が多く操作系は良好。
右下のホイールにはロック機構もついている等、ユーザー側への配慮も見られます。


最後に5Dsの上面(軍幹部)。
左側にはモードダイヤル、右側には肩液晶が搭載されています。
ボタン類も多く、様々な機能にダイレクトアクセスが可能。
シャッタボタン付近には、ダイヤルが配置されており快適な操作性を実現しています。
5Dsの良かった点(メリット)


5Dsの良かった点(メリット)について紹介します。
- 流れるような曲線を基調としたデザイン
- 約5060万画素による圧倒的な高画質
- トリミング(切抜き)耐性に優れる
- 高画素なのに意外とブレない
- バッテリー持ちがいい
- 光学ファインダーによるリアルな撮影体験
①流れるような曲線を基調としたデザイン


5Dsは、曲線を基調としたデザインで構成されています。
ニコンZfやZfcのような直線を基調としたデザインも好みですが、曲線をメインとして構成された5Dsのデザインも中々なもの。
流れるようなデザインは、キヤノン一眼レフの個性。
コンパクトなパンケーキレンズと組合せれば、不思議と可愛く見えてきます。
ボディはマグネシウム合金製で頑丈。
ちょっとやそっとでは壊れない、高い剛性感です。
流れるようなデザインに、触れただけで分かる質感の高さ。
5Dsはモノとしての満足度が非常に高く、実際に使用してみると満足感を得られるカメラに仕上がっています。
②約5060万画素による圧倒的な高画質
5Dsは、有効画素数約5060万画素のフルサイズセンサーを搭載。
2025年現在でも、キヤノン史上最高画素数を維持しています。
高画素による写真は圧巻。
一眼レフ時代の位相差センサーなしのセンサー故か、非常に安定した描写に感じます。
この高画質を実現しているのは、5Dsの高いピント精度。
フラッグシップ1DxmkIIに使用されているオートフォーカスモジュールと同じ設計が取り入れられています。
そのお陰でピント精度もバッチリ。
いくら画素数が多くても、ピントが合っていないければ意味がない。
ピント精度に優れる5Dsだからこそ、約5060万画素もの高画素を活かした高画質な写真が撮れるのです。
③トリミング(切抜き)耐性に優れる
5Dsは約5060万画素のフルサイズセンサーを搭載。
非常に高画素であるためトリミング(切抜き)耐性が優れています。
APS-Cサイズにトリミングしても約2249万画素を維持。
現行で販売されている最新機種ニコンZ50IIは約2088万画素、多くの方に人気のソニーα6400は約2420万画素であることを考えると、5Dsのトリミング耐性は実に素晴らしい。
高画素であるため広めに撮影しておき、写真編集時にトリミングすることも可能。


上記画像は、EOS 5Dsのトリミング(切抜き)例を示したもの。
左がトリミング前、右がトリミング後です。
トリミング後においても、きちんと写真として成立しています。
もちろん、撮影時に完璧に構図を決め込んで撮影する方が良いですが、そんな余裕がないときもあります(友人や家族との旅行など撮影時間が長く取れない時)。
そんな時でも、広めに撮影すれば写真編集時にトリミング(切り抜き)しても十分な画素数を維持できるので、5Dsの高画素は本当に心強いです。
④高画素なのに意外とブレない
5Dsは約5060万画素の高画素センサーを搭載。
さらには手ぶれ補正非搭載です。
「高画素+手ぶれ補正なし」となれば一見ブレに悩まされそうに見えますが、意外とブレません。
写真のブレにつながるのは主に以下の4点
- シャッターショック
- ミラーショック
- 手ブレ
- 被写体ブレ
5Dsでは、①シャッターショックと②ミラーショックを極力抑えるように配慮がなされています。
全くブレない訳ではありませんが、想像していたよりもずっとブレ難いという印象。
ブレを気にしてシャッタースピードを必要以上に上げて撮る必要はないようです。
ブレに神経質にならずに済むため、5Dsは気軽に使える高画素カメラと言えるでしょう。



最新のミラーレス機(普及機)を手ぶれ補正OFFで使うよりも、ブレないように感じます。



ただし、手ぶれ補正は搭載していないので、慢心してはいけませんよ!しっかり構えて撮りましょう!
⑤バッテリー持ちがいい
5Dsはバッテリー持ちが良いです。
一眼レフの中で特にバッテリー持ちというわけではありませんが、ミラーレスカメラと比較すると非常に良く保ちます。
一眼レフは基本的に、光学ファインダーを除いて撮影します。
電力消費の多いライブビュー撮影(背面液晶や電子ビューファインダーでの撮影)を行わない分、バッテリー持ちが良いのです。
よほど多くの枚数を取らない限り、バッテリー1本で1日は保つ印象。
ただし、USB充電はできないので、心配な方は予備バッテリーを購入しておくと安心です。



私は念の為、予備バッテリーを購入しました。予備バッテリーは持っておくと安心です。
⑥光学ファインダーによるリアルな撮影体験
5Dsは、今となっては一線を退いた一眼レフカメラ。
その特徴は、何と言っても光学ファインダー。
ミラーレスカメラにもファインダーはありますが、液晶画面を覗くスタイルの電子ビューファインダーです。
昨今の電子ビューファインダーは非常に綺麗になりました。
しかし、電子ビューファインダーがどんなに進化しても、光学ファインダーとイコールではありません。
電子ビューファインダー パブリックビューイング(モニターに映し出された映像で楽しむ)
光学ファインダー ガラス越しにスポーツ観戦
モニターがいくら高精細になったとしても、ガラス越しに見たものとは全く異なります。
モニターには様々な情報を表示できる等のメリットもありますが、臨場感は実際に見る方が上。
光学ファインダーは、撮影体験そのものを楽しむことができます。
同じ写真を撮るのなら、より楽しんで撮りたい。
ミラーレスカメラが一般的になった今だからこそ、あえて光学ファインダーのEOS 5Dsを選択する。
そんな選択もありではないでしょうか。
5Dsの気になるポイント(デメリット)


5Dsは満足度の高いカメラですが、万能ではありません。
購入する前に、気になる点(デメリット)もしっかりと押さえておきましょう。
- 大きなサイズ
- 写真1枚あたりの容量が大きい
- 極めて遅いライブビュー中のオートフォーカス
①大きなサイズ
一眼レフカメラは、構造上どうしても大きくなります。
5Dsもその呪縛からは逃れることはできません。
5Dsはミラーレスカメラと比較すると大きいです。






上記写真は、5DsとニコンZf(ミラーレスカメラ)の比較。
大きい方がEOS5Ds、小さい方がニコンZf。
サイズ感が全く異なります。
コンパクト重視で一眼レフカメラを選ぶ方はいないと思いますが、念のため抑えておきましょう。
5Dsは大きい。
②写真1枚あたりの容量が大きい
5Dsは約5060万画素の高画素センサーを採用しています。
5000万画素超えともなれば、写真1枚の容量が非常に大きい。
JPEG 約14MB
RAW 約61MB
RAW+JPEG 約85MB
RAW+JPEGの場合、12枚撮影したらもう1GBです。
対策は、「撮影枚数を少なくする」 or 「SDカードの容量を大きくする」の二択。
せっかくカメラで撮影するのですから撮影枚数を減らすのは避けたいところ。
残る対策はただ一つ。「SDカードの容量を大きくする」しかありません。
5Dsを使用する方は、大きめの容量のカードを購入しましょう。



64GBのSDカードでもRAW+JPEGで500枚以上は撮影できるので、心配するほどではないかもしれません。
③極めて遅いライブビュー中のオートフォーカス
一眼レフカメラでは、基本的にファインダーを除いて撮影します。
しかし、時折り液晶モニターを見ながら撮影したいこともありますよね。
5Dsは液晶モニターに表示(ライブビュー)しながらの撮影も可能ですが、オートフォーカスが極めて遅いです。
ライブビュー撮影は、コントラストオートフォーカスになるため速度が遅くなるとは言え、驚くべき遅さです。
ミラーレスカメラに慣れていると、カメラを放り投げたくなるレベル。
一眼レフはファインダーを除いて撮るもの。
そう割り切って使いましょう。



昔、一眼レフカメラをメイン機にしていた時は然程気にならなかったのですが。慣れとは恐ろしいものです。
一緒に購入すると安心なもの
カメラだけでは写真は撮れない。
同時購入が必須のもの、安心なものについても押さえておきましょう。
- SDカード|必須
- 液晶保護フィルム|安心
- ブロア|安心
- 予備バッテリー|安心
①SDカード
5Dsは、コンパクトフラッシュとSDカードのダブルスロットを搭載しています。
両方のスロットに記録メディアを入れておくスタイルがベストですが、コンパクトフラッシュは非常にお高い。
そのため、SDカードだけ購入しシングルスロットとして運用することをオススメします。
5DsはUHS-IIには対応していないため、UHS-Iタイプが万人にオススメです。
しかし、5Dsは高画素(約5060万画素)故にパソコンの転送には時間がかかります。
パソコンの転送速度を早くしたい方は、UHS-IIタイプが良いでしょう(カメラではUHS-IIの性能は発揮できませんが、パソコンの転送時にUHS-IIの性能を発揮できる)。
オススメのSDカードを紹介しておきます。
Amazonで定期的に安くなるため、セールの時に購入するとお得です。
| Nextorage | ProGrade Digital | |
|---|---|---|
| SDカードタイプ | UHS-II | UHS-II |
| 商品名 | NX-F2PRO64G | PGSD128GBIKJP |
| 最大速度 | 読込:300MB/s 書込:299MB/s | 読込:300MB/s 書込:200MB/s |
| 容量 | 64GB | 128GB |
| 価格 | 8,280円 | 16,500円 |
| Nextorage | ProGrade Digital | |
|---|---|---|
| SDカードタイプ | UHS-II | UHS-II |
| 商品名 | NX-F2SE128G | PGSD128GBKJP |
| 最大速度 | 読込:280MB/s 書込:100MB/s | 読込:250MB/s 書込:100MB/s |
| 容量 | 128GB | 128GB |
| 価格 | 7,380円 | 7,500円 |
| Nextorage | SanDisk | |
|---|---|---|
| SDカードタイプ | UHS-I | UHS-I |
| 商品名 | NX-F2CL128G | SDSDXXU-064G-GHJIN |
| 最大速度 | 読込:100MB/s 書込:非公表 最低書込:30MB/s | 読込:200MB/s (カメラでは最大読込104MB/s) 書込:90MB/s |
| 容量 | 128GB | 64GB |
| 価格 | 2,840円 | 2,606円 |
UHS-IのSDカードは、SanDiskが最もおすすめです。
NextorageのSDカードが代替わりし、最大書込速度が非公表になりました。
最低書込速度は保証されていますので、連写を多用しない方はNextorgageでもOKです。



私は5DsにUHS-IIタイプを使用しているよ。パソコンへの転送速度が速くなって快適です。
②液晶保護フィルム
カメラはストラップで首からぶら下げることも多く、モニターが服などに擦れてキズつきます。
保護フィルムを使用することで、モニターへのキズを防止しましょう。
キズが付いても、保護フィルムを張替えればOK。
液晶保護フィルムは現行機種であるキヤノンEOS 5D mark4と同じものが使用可能です。
私は、リピート買いをしているORMYの保護ガラスをチョイスしました。
日本企業の保護フィルムを選びたい方は、(安価な)HAKUBA製のものがおすすめです。
③ブロア
ブロアは、レンズに付着したゴミ(埃等)を吹き飛ばすのに便利なクリーニングアイテム。
空気の力でゴミを吹き飛ばします。
レンズのゴミは、写りに影響しますので、ブロアを1つ持っておくことをオススメします。
④予備バッテリー
5Dsは2015年発売の一眼レフカメラ。
当然USB充電はできません。
ミラーレスカメラのようにモバイルバッテリーからの充電に対応していないため、バッテリーが空になってしまうと無力。
幸い、一眼レフカメラはミラーレスカメラと比較してバッテリー持ちが良いので、よほどのことがない限りは1日中撮り歩いても大丈夫です。
心配な方は予備バッテリーを購入しておき、旅行にはは予備バッテリーも持っていくという使い方がベターです。
5Dsは現行品LP-E6P(旧製品LP-E6N、LP-E6NH)のバッテリーに対応しています。
バッテリーは保護回路等がしっかりしている純正品がおすすめです。



私は、予備バッテリーを購入しました。
まとめ
フルサイズ一眼レフカメラの高画素モデル Canon EOS 5Dsについて紹介しました。
- 流れるような曲線を基調としたデザイン
- 約5060万画素による圧倒的な高画質
- トリミング(切抜き)耐性に優れる
- 高画素なのに意外とブレない
- バッテリー持ちがいい
- 光学ファインダーによるリアルな撮影体験
- 大きなサイズ
- 写真1枚あたりの容量が大きい
- 極めて遅いライブビュー中のオートフォーカス
ボディの造りも良く、光学ファインダーによる撮影体験も相まって非常に満足度が高いカメラです。
ミラーレスカメラ全盛期の今、一眼レフカメラの5Dsを選ぶのはありなのか?
私は「あり」だと答えましょう。
今なら、中古価格12〜15万円(発売時は約50万円)と、非常にお得に手に入れることができます。
撮影体験を楽しめる高画素カメラ。キヤノンEOS 5Ds。
自信を持ってオススメできる一台です。











